2018年08月10日のニュース・クリップ

原爆投下でチャーチル英首相が7月1日に最終同意署名 1945年の秘密文書 - 産経ニュース

原爆開発の「マンハッタン計画」責任者、グローブス米陸軍少将が45年6月初め、英国側代表のウィルソン陸軍元帥を通じて英政府に日本に対する原爆使用を許可するよう求めた。
 打診は、米国が核兵器開発に成功しても英国が同意しなければ使用できないなどと定めた43年8月の「ケベック協定」に基づく。
 英政府内で検討を重ねた結果、チャーチルは容認を決断し、45年7月1日、「オペレーショナル ユース オブ チューブ・アロイズ」(米国が日本に原爆を使用する作戦)に署名した。英首相官邸はこの最終判断を同2日付で公式覚書とした。

いすゞがトヨタと資本提携解消、GMと「再婚」の可能性が濃厚だ | ダイヤモンド・オンライン

いすゞといえば、かつて日本の自動車御三家(日産とトヨタとともに)に数えられた名門である。自動車資本自由化の際に、米GMと1971年に伊藤忠商事の名参謀、瀬島龍三氏の仲介で資本提携し、長くGMグループの商用車部門を支えてきたことで知られる。
当時、米ビッグ1どころか、世界のビッグ1だったGMであったが、周知の通り2000年代前半に業績不振に陥りいすゞとの資本提携を解消した後、リーマンショックの影響で経営破綻し、米政府の救済を仰ぐ事態となってしまった。……一方、GMも米政府による救済を受けてから2010年以降は復活を遂げている。グローバル市場では、トヨタ、VW、ルノー日産・三菱自連合とともに1000万台規模のビッグ4の位置づけを成している。
要するに、いすゞとGMは、GMの業績復活とともに改めて急接近しているというわけだ。

セスナに1機差で勝利 ホンダジェット「負けられぬ」  :日本経済新聞

ホンダの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が上昇気流に乗っている。全米航空機製造者協会(GAMA)が発表した2018年上期(1~6月)の納入機数は17機で米セスナの競合機の16機を上回り、小型ビジネスジェットで17年上期、17年通期に続く世界首位となった。6月に受注を始めた日本での出足も好調だ。

西友、甘く見た日本の商慣習  :日本経済新聞

低迷していた西友が米ウォルマートに駆け込み、資本業務提携したのが2002年。グローバルな調達力を生かそうとしたが、当初はちぐはぐさが目立った。日本の冷蔵庫のドアポケットに入らない飲料。枕のように大きい肉の塊、座布団大のピザ。バッグに収まらない折り畳み傘――。
品ぞろえがこなれてきた08年、ウォルマート西友の完全子会社化に踏み切る。……ウォルマートに限らないが、スーパーを展開する流通外資はグローバル競争で培った少品種大量販売の「成功の方程式」を日本でも持ち込もうとしてつまずく。……00年に日本進出して05年に撤退したフランスのカルフール。トップメーカーに直接取引を求めたがことごとく拒否された。売り場には人気の商品が並ばず3番手、4番手メーカーの商品や直接取引に理解のある外資系の商品が棚を埋めた。当然、魅力的な売り場にはならず、客足は遠のいた。……食品ディスカウントストアを03年に約330億円で買収し、外資系スーパーとして最も遅く進出した英テスコ。ウォルマートの日本でのもたつきを知ってか、配当収入を目当てに物言わぬ大株主として日本事業を見守った。だが、店舗投資を怠り競争力が落ちて、業績が次第に悪化。12年にイオンに譲渡したときの価格は1円だった。

高橋留美子さん、米漫画殿堂入り アイズナー賞 日本の女性作家で初|新潟日報モア

うる星やつら」など数々のヒット作で知られる新潟市出身の漫画家、高橋留美子さんが7日までに、「漫画のアカデミー賞」ともいわれる米アイズナー賞の「コミックの殿堂」入りに選ばれたことが分かった。日本作家の殿堂入りは手塚治虫さんらに続き6人目で、日本の女性作家としては初めてとなる。
 アイズナー賞は米国で最も権威ある漫画賞の一つとして知られ、識者や業界人によって選ばれる。受賞作は毎年、カリフォルニア州サン・ディエゴで開かれる漫画などの大規模イベント「コミコン・インターナショナル」で発表され、今年は7月下旬に高橋さんらが選ばれた。