2019年04月08日のニュース・クリップ

ゴーン妻「身の危険感じた」米国のパスポートで出国

キャロル夫人は5日夜に日本を出国して戻ったパリで、フランスの新聞の取材に応じました。そして、身の危険を感じて出国したことや、日本の検察にレバノンのパスポートを押収されたがアメリカのパスポートを使ったことなどを話しています。また、「最後の最後まで離陸させてもらえるのか分かりませんでした」と、逃避行のような出国だったと語りました。さらに、助けを求めたフランスのマクロン大統領からは「できる限りの手を尽くしている」との返事があったものの、その後は連絡がないとして、「皆、カルロス(ゴーン容疑者)を見捨てた」とも語っています。

米国土安全保障長官が辞任、解任との指摘も 不法移民対策巡り - ロイター

ニールセン米国土安全保障長官が7日辞任した。トランプ大統領が優先課題に掲げる不法移民対策の指揮を執ってきたが、メキシコ国境から流入する不法移民の数は急増している。
米政権の高官は、トランプ氏が辞任するよう要請し、ニールセン氏がこれに応じたと述べた。トランプ大統領はメキシコ国境の状況について不満を強めていた。
ニールセン氏(46)は2017年12月に就任。ここ1年は辞任観測がたびたび浮上していた。

トヨタHEV技術外販の真意、フォルクスワーゲンEVへの焦り | 日経 xTECH(クロステック)

トヨタ自動車が、ハイブリッド車(HEV)技術を他社に本格的に販売する方針を掲げた。2万件以上の特許を無料にして、安さを訴求する。意識するのは、ドイツ・フォルクスワーゲンVW)が電気自動車(EV)専用のプラットフォーム(PF)を他社に販売するとぶち上げたことだ。世界がEVに染まる前に、トヨタは迎え撃たねばならなかった。
 VWは2019年3月に、同年末から生産を開始するEV専用PF「Modular Electric Toolkit(MEB)」を他社に販売すると表明した。「電動車時代」になるはずの2020年代VWは主役に立つパワートレーンとして、トヨタが強いHEVではなく、EVにするための具体策を示したわけだ。

スペイン総選挙、与党社会労働党が支持率31.1%でトップ=世論調査 - ロイター

スペインの調査会社GAD3の世論調査によると、サンチェス首相率いる社会労働党の支持率が31.1%で首位となり、4月28日の総選挙では下院(定数350)で137─139議席の獲得が見込まれる。ただ、過半数には届かない見通し。
保守派の国民党(PP)、中道右派のシウダダノス、極右のボックス(VOX)の右派3党が連立を組んだ場合、支持率の合計は45.6%で149─158議席を獲得する見通し。ただ、過半数には届かない。

ジョージ・クルーニーさん妻、英で報道の自由担う特使に:朝日新聞デジタル

英国のハント外相は5日、米俳優ジョージ・クルーニーさんの妻で弁護士のアマル・クルーニーさんを、報道の自由を担当する特使に任命したと発表した。自由な取材活動を妨げる法律が残る国々での、法改正を支援する活動を担当してもらうという。
 アマルさんは、ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャへの迫害問題を取材したロイター通信記者が有罪判決を受けた事件の弁護を担当するなど、人権問題で国際的に活躍している。紛争地での性暴力撲滅を訴え、昨年のノーベル平和賞を受賞した人権活動家ナディア・ムラドさんの支援でも知られる。