2019年07月05日のニュース・クリップ

▼プーチン大統領　INF全廃条約の履行を停止する法律に署名 - FNN.jpプライムオンライン

ロシア大統領府は3日、プーチン大統領がアメリカと結んだINF全廃条約を一時停止する法律に署名したことを発表した。
法律は即日発効したが、「履行の再開は大統領が決定できる」とも定めており、核軍縮問題でアメリカと交渉を続ける余地も残している。
INF全廃条約をめぐっては、ロシアが長期間にわたり条約に違反しているとして、トランプ政権が2019年2月、破棄を通告し、8月に失効する見通しになっている。

▼Ｇ２０で北方領土含む日本地図　ロシア抗議「立場悪用」：朝日新聞デジタル

ロシア外務省のザハロワ報道官は４日、６月２８、２９日に大阪で行われた主要２０カ国・地域首脳会議（Ｇ２０サミット）の「資料」で北方四島が日本の領土として描かれていたとして、日本政府に抗議したことを明らかにした。モスクワでの定例ブリーフィングで述べた。今月２日正式な抗議文書を在ロシア日本大使館に手渡したという。

▼火災事故のロシア潜水艇は原子力型、プーチン大統領が表明 - ロイター

ロシアのプーチン大統領は４日、バレンツ海のロシア領海内で１日に火災事故を起こした潜水艇について、原子力潜水艇だったことを初めて明らかにした。……ロシア国防相は２日、北極に近い海域の海底で探査活動を行っていた極秘潜水艇で火災が発生し、ロシア人乗組員１４人が死亡したと発表。……ロシアのメディア、ＲＢＣは火災を起こした潜水艇は「ＡＳ─１２」と呼ばれる原子力潜水艇で、通常の潜水艦が到達できない深海で特別任務にあたっていたと報道。

▼欧州議会議長に伊サッソリ議員　会派バランスに配慮　:日本経済新聞

欧州議会は3日、新しい議長にイタリア出身のサッソリ議員を選出した。任期は2年半。同氏は議会第2会派で中道左派の欧州社会・進歩連盟（S&D）に所属する。欧州連合（EU）が欧州委員長に中道右派のフォンデアライエン・ドイツ国防相、EU大統領に中道リベラルのミシェル・ベルギー首相を指名したのを受け、会派間のバランスをとった。

▼次期欧州委員長人事、独ＳＰＤ内で不協和音　暫定党首は連立解消否定 - ロイター

欧州連合（ＥＵ）首脳は、メルケル首相に近いフォンデアライエン国防相を次期欧州委員長に指名することで合意した。
ＳＰＤ内では、欧州議会選挙の最大会派が擁立した候補を支持するという約束をメルケル氏が破ったとの批判の声が上がり、ガブリエル元党首は連立解消の根拠となると主張していた。