2020年08月28日のニュース・クリップ

FRB、「物価2%超」容認決定 ゼロ金利維持へ新指針 :日本経済新聞

米連邦準備理事会(FRB)は27日、ゼロ金利政策を長く続けるため、2%の物価上昇率を目指す政策指針を修正すると決定した。金融政策の目標として「当面の間は2%を上回るインフレ率を目指す」と明記。利上げは少なくとも2023年以降になる見通しだ。
金融政策を決定する米連邦公開市場委員会FOMC)が27日発表した。FRBは「長期的なゴール」として2%の物価上昇率を政策目標に掲げているが、今回決めたのは「2%の平均物価目標」への変更だ。27日公表した声明文には「物価が2%を下回ったままなら、その後は当面2%超のインフレを目指す」と明記した。2%を到達点とするのではなく、一定期間の物価上昇率を平均で2%とする考え方だ。

ホンダ、100億円支払い和解 欠陥エアバッグ訴訟:東京新聞 TOKYO Web

ホンダは25日、タカタ製の欠陥エアバッグ問題を巡り、米国のほぼ全ての州で行われている損害賠償訴訟について約9600万ドル(約102億円)を支払うことで和解に達したと明らかにした。過失は認めず合意したとしている。

ブラジル各地で2021年のカーニバル日程延期へ。サウヴァドール市は7月開催 - MEGABRASIL

カーニバルは、復活祭(春分を基点とし、春分後最初の満月の次の日曜日)から47日前の火曜に行われるため、毎年開催日は移動する。2021年はこの規準通りだと2月16日となる予定だが、新型コロナウイルス感染症パンデミックが未だ終息しないブラジルでは、各都市で開催時期の延期が検討されている。
サンパウロ市はすでに延期を発表しており、日程は未定だが、5月か7月の開催が有力とみられている。……そして今回、サンパウロに続き、大規模なカーニバルが行われることで知られるバイーア州サウヴァドール市で、7月後半への延期が発表された。延期は、市長と地元の企業経営者とのオンライン会議の後に発表されたという。日程の詳細はまだ公表されていない。

ブラジル、殺人被害1~6月6%増 コロナ下で人出減少も治安改善せず :日本経済新聞

大手メディアのグロボがサンパウロ大などと協力し、全26州と連邦直轄地区のデータを集計した。1~6月の被害者数は2万2680人と、前年同期比で6.1%増加した。地域別にみると、相対的に貧しい北東部で同22.4%増となり、同地域だけで全体の半数近くを占める。麻薬組織の抗争が相次いだためとしている。
新型コロナの感染拡大を受けブラジルでは多くの州が外出自粛令やロックダウンなどの措置を取った。人出が減ったことで治安の改善が見込めるとの予測もあったが、減少したのはリオデジャネイロ州など一部の州に限られた。
最も厳しい社会隔離措置がとられた4月の被害者数は前年同月比で8%の増加となっており、効果は限定的だった。

アメリカ スポーツ界で抗議の試合中止続く 黒人男性銃撃で | NHKニュース

アメリカのスポーツ界では、ウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として、26日、選手のボイコットが相次ぎ、多くの試合が中止になりました。
27日になっても中止の動きが続き、大リーグではオリオールズ対レイズや、マーリンズ対メッツなど予定されていた15試合のうち7試合が中止になりました。
また、およそ8割を黒人選手が占めるNBAでは、26日に続いて、プレーオフの3試合すべてが中止になりました。……さらに、来月10日にシーズン開幕を迎えるNFLアメリプロフットボールリーグでも9チームが練習を中止するなど、人種差別に抗議するスポーツ界の動きが続いています。