2020年09月03日のニュース・クリップ

仏紙シャルリ・エブド、ムハンマド風刺画を再掲載 裁判開始で - BBCニュース

2015年1月7日に起きた襲撃事件では、パリにあるシャルリ・エブドの社屋内でイスラム教徒の襲撃犯2人が銃を乱射。有名漫画家ら12人が死亡した。さらに後日、関連した襲撃事件がパリで発生し、5人が亡くなった。
2日に始まる裁判には、銃を乱射した2人を手助けしたとされる14被告が出廷する予定。……シャルリ・エブドの2日付最新号は1面に、預言者ムハンマドに関する漫画12点を再掲。同紙はこれらを、デンマーク紙に掲載された後に転載し、襲撃事件のきっかけとなった。そのうちの1点では、ムハンマドがターバンの代わりに爆弾を身に着けている。「Tout ça pour ça」(すべてこのためだ)との見出しが付けられている。
シャルリ・エブドは社説で、襲撃事件後、ムハンマドの風刺画を掲載し続けるよう求める声がたびたび届いていたと説明。

仏マクロン大統領、爆発後のレバノン再訪問 政府に改革求める|TBS NEWS

フランスはレバノン旧宗主国で関係が深く、マクロン大統領の訪問は先月4日の爆発直後に外国の首脳として初めてベイルートを訪問して以来2回目です。
 レバノン政府は大規模爆発の責任を取り辞任表明したディアブ首相の後任にアディブ駐ドイツ大使を指名していますが、マクロン大統領はレバノンの政治家らに早期に内閣を発足させるよう求めました。
 マクロン大統領はレバノン側の政治改革が無ければ援助はできないとした上で、10月中旬にもパリで復興支援のための国際会合を開く考えを示しました。

外国メディアの記者証剥奪 ベラルーシで反政権報道封じ:中日新聞Web

ベラルーシ政府は二十九日、国内で大統領選後の反政権派デモを取材していた外国メディアの記者証を剥奪した。政府に批判的な地元独立系ネットメディアの通信も遮断。反政権活動の報道を封じる狙いだ。ロシアメディアが一斉に伝えた。
 記者証が剥奪されたのは、ロイター、AP、AFPなど大手通信社や英BBC放送などに所属する十八人の外国人記者たち。ベラルーシで取材するには記者証が必要で、事実上の国外追放に相当する。

ロシア反体制派から神経剤成分 毒攻撃の「証拠」とドイツ政府:東京新聞 TOKYO Web

ドイツ政府は2日、同国で治療中のロシア反体制派ナワリヌイ氏に対し、猛毒の神経剤ノビチョクと同じグループに属する物質が使われた「疑いのない証拠」を検出したと発表した。ドイツ軍施設での分析結果という。……ナワリヌイ氏はプーチン政権批判の急先鋒でプーチン政権が関与したかどうかが最大の焦点となる。ノビチョクはソ連が1980年代に開発した化学兵器で軍が保有していた。

ロシアが対日戦勝記念日を中国と同じ日に 9月2日→3日:中日新聞Web

ロシアは今年、第二次大戦が終結したとする記念日を従来の九月二日から同三日に変更した。中国の「抗日戦争勝利記念日」に合わせることで、ともに旧日本軍から旧満州などを解放した戦果をアピールして中国との関係強化を目指す。……九月三日はもともとソ連の指導者スターリンが戦争終結を宣言した「対日戦勝記念日」。ロシアは二〇一〇年、日本が降伏文書に調印した九月二日を「大戦終結の日」と定めたが、退役軍人は三日に戻すよう政府に要望していた。