2020年09月05日のニュース・クリップ

▼７月、ユーロ圏の失業７・９％　コロナ禍で悪化傾向継続：東京新聞 TOKYO Web

欧州連合（ＥＵ）統計局が１日発表したユーロ圏１９カ国の７月の失業率（季節調整済み）は、前月から０・２ポイント悪化の７・９％だった。ＥＵ２７カ国は７・２％で０・１ポイント悪化した。
　２０１３年以降ほぼ一貫して改善してきた失業率は、新型コロナウイルスの流行により悪化傾向に暗転。……主要国ではドイツが４・４％と前月から０・１ポイント悪化。フランスは６・９％で０・３ポイント悪化、イタリアは９・７％で０・４ポイント悪化した。

▼米国が「六つの保証」の内容公開で台湾を支持、外交部が感謝 : Taiwan Today

米国の駐中華民国大使館に相当する米国在台協会台北事務所（AIT/T）は8月31日、公式ウェブサイトに、米国政府による1982年の「八一七公報」（「八・一七」コミュニケ）及び「六項保証」（Six Assurances＝六つの保証）に関する米国務省の機密文書（電報）を掲載、同時に「六項保証」が米国の対台湾政策の基本的要素であると重ねて言明し、米国は今後も台湾に武器を売り渡すことを強調した。……これは昨年8月30日、1982年にレーガン米大統領（当時）が署名した「八一七公報」に関する秘密覚書の内容が明らかにされたのに続き、さらに当時米国が台湾海峡両岸と交渉した状況を「復元」するもの。外交部は、米国はこれを公開することで、中国による「八一七公報」の誤った引用を認めないことを告げて、中国が台湾海峡問題を平和的に解決するとした約束を直視するよう呼びかけると共に、今後も台湾が防衛力を維持できるようサポートしていくことを表明したものだと評価した。

▼ポケモンGO開発のナイアンティックが団体設立　AR高度化へ通信大手連携 - SankeiBiz（サンケイビズ）

人気スマートフォン向けゲーム「ポケモンＧＯ（ゴー）」開発の米ナイアンティックは１日、現実の光景に架空の物体を重ねて映し出す「拡張現実（ＡＲ）」の高度化に向け、団体を立ち上げたと発表した。ソフトバンクや米ベライゾン・コミュニケーションズなど世界の大手通信会社が初期メンバーとして参加した。……団体名は「プラネットスケールＡＲアライアンス」。ドイツテレコムや韓国のＳＫテレコムなども加わった。ナイアンティックはポケモンＧＯでＡＲを活用している。

▼北斎の未公開作、大量発見　大英博物館が来年にも展示：時事ドットコム

大英博物館は３日、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎（１７６０～１８４９年）の未公開の素描（デッサン）１００点以上がフランスで見つかり、これを収蔵したと発表した。来年にも展示する計画で、ウェブサイトでは既に公開を始めた。……大英博物館によると、見つかったのは１８２９年に「万物絵本大全図」という本の挿絵として制作されたが、未出版となった作品計１０３点。もともとは日本美術の収集家として知られたフランスの宝石商アンリ・ヴェヴェールが所有していたが、１９４８年にパリで競売に掛けられた後はフランスの個人収集家が所有していたとみられるという。
　昨年再発見され、美術ファンドの支援を受けた大英博物館が購入した。

▼米ボストンに「オザワ・デー」 小澤征爾さんの功績たたえ制定

米ボストン市は、世界的指揮者で1973～2002年にボストン交響楽団の音楽監督を務めた小澤征爾さん（85）の歴史的な経歴と功績をたたえ、小澤さんの誕生日である9月1日を「セイジ・オザワ・デー（小澤征爾の日）」に制定した。小澤さんの所属事務所が31日、明らかにした。