2020年09月08日のニュース・クリップ

トランプ大統領、戦死兵に「負け犬、間抜け」 米誌報道:朝日新聞デジタル

米誌アトランティックは3日、トランプ米大統領が2018年11月にパリ近郊にある米軍兵士の墓地を訪れる当日の朝、「なぜ私が墓地に行かないといけないのか? 大勢の負け犬が埋まっている場所だ」と述べ、訪問中止を決めていたと報じた。……同誌が複数の関係者の話として伝えた。墓地は第1次世界大戦で戦死した米海兵隊員のもの。トランプ氏は戦死した1800人超の海兵隊員を「間抜けども」とも呼んだという。トランプ氏は訪問中止を「雨でヘリコプターが飛行できなかった」と説明していたが、実際は雨で髪形が乱れるのを嫌がったためという。
 トランプ氏は同誌の報道を「完全にウソだ」と全面的に否定。

受精卵のゲノム編集「当面禁止を」 国際委員会が勧告:朝日新聞デジタル

ゲノム編集技術を人間の受精卵に使い、子宮に戻す臨床利用について、米医学アカデミーや科学アカデミー、英王立協会がつくる国際委員会は3日、現在の技術は安全性や効果で信頼できる水準にないとして、するべきではないとの勧告を発表した。……報告書は世界10カ国18人の遺伝学や生命倫理国際法などの専門家でつくる委員会がまとめた。
 報告書では、受精卵や卵子精子などの生殖細胞をゲノム編集し、子どもを誕生させる臨床利用について、安全で効果的な技術がまだないとしている。将来許可する場合でも、生まれてくる子が、一つの遺伝子が原因で起きる、囊胞(のうほう)性線維症や鎌状赤血球症など病状が深刻で命にかかわる遺伝病をもつリスクがわかっていて、ほかに選択肢がない場合に限るべきだとしている。

英プレミアリーグ、中国企業との放送権契約を打ち切り 滞納受け - BBCニュース

サッカーの英イングランド・プレミアリーグは3日、中国企業と結んでいた5億6400万ポンド(約795億円)の放送権契約を即日打ち切ったと発表した。
プレミアリーグにとって中国は、最も大きな利益を生む海外市場だった。2019年に3シーズンにわたる契約を締結していた。……中国のストリーミングサービス企業PPTVが、3月の支払期限を過ぎても1億6000万ポンド(約226億円)を滞納しているという。
PPTVは中国の蘇寧(スニン)ホールディングス・グループが所有。同グループは、イタリアのサッカーリーグ、セリエAインテル・ミラノを株式で支配している。

メッシ、一転バルサ残留 法廷闘争望まず スペイン・サッカー:時事ドットコム

メッシとバルセロナの契約は来年6月末まであるが、メッシはシーズン終了時に一方的に契約を解除できるとする条項を行使して退団すると8月下旬に通告。一方、クラブはその権利が6月10日に効力を失ったと主張した。
 メッシ側は新型コロナウイルスの影響でシーズン終了がずれ込んだことを理由に権利は有効だと訴えたが、違約金7億ユーロ(約880億円)の支払いを契約解除の絶対条件とするクラブとの交渉は平行線をたどった。スペイン・リーグもクラブ側の見解を支持した。裁判で権利の正当性を証明する手段もあったが、メッシは望まなかった。 

コロナにかかわらず来夏開催 東京五輪でIOCコーツ氏:時事ドットコム

延期された東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員長を務めるジョン・コーツ副会長が7日、新型コロナウイルスパンデミック(世界的流行)にかかわらず来夏に開催されるだろうと語った。……コーツ氏は「コロナがあろうとなかろうと開催される。来年7月23日に始まる」と述べた。
 コーツ氏は一方で「コロナを制御している国もしていない国もあるだろう。206の国・地域からチームが来る。日本側には大きな任務が課せられている」として、選手団の入国を課題に挙げた。