2020年10月28日のニュース・クリップ

EU、WTO事務局長選でナイジェリア候補を支持=当局者 | ロイター

欧州連合(EU)の当局者は26日、世界貿易機関WTO)の事務局長選で、EUが元ナイジェリア財務相のオコンジョイウェアラ氏を支持していると明らかにした。同氏への支持は多国間秩序の強化と、EUとアフリカの相互信頼関係の表れとみられると述べた。
WTO事務局長選では、8月末に退任したブラジルのアゼベド氏の後任として、オコンジョイウェアラ氏と韓国産業通商資源省の通商交渉本部長、兪明希氏が初の女性トップの座を争っている。

英海峡でタンカー乗っ取り、特殊部隊SBSが乗組員を無事解放(ロイター)

イギリス海峡を航行中の石油タンカーが、7人組の密航者にハイジャックされた事件で、英国防省は26日、乗組員を無事解放したと発表した。関係筋によると、英海軍特殊部隊SBSが解放作戦を行った模様だ。
 7人の密航者が乗組員を脅迫したという。密航者の出身地や、犯行の目的などはわかっていない。

仏紙シャルリー、トルコ大統領の風刺画掲載 外交問題に:AFPBB News

仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)が27日にオンライン公開した最新号で表紙にトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領の風刺画を掲載し、トルコ政府は即日、「異文化差別」だとしてこれを非難した。……28日付のシャルリー紙最新号の表紙には、Tシャツに下半身下着だけのエルドアン大統領が缶ビールを飲みながら、ヒジャブをかぶった女性のスカートをめくり下着をつけていない尻をあらわにしている絵が描かれ、吹き出しの中には「おお、預言者よ!」というせりふが書かれている。「エルドアン:プライベートはとても面白い」というのが、絵のタイトルだ。

米総領事館、香港の活動家4人の政治亡命を拒絶 米中対立を避ける思惑か - 毎日新聞

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト電子版は27日、香港の活動家4人が、在香港の米総領事館政治亡命を求めて駆け込んだが、要求が拒絶されたと報じた。うち少なくとも1人は、昨年の反政府抗議デモに絡んで罪を問われ起訴されているという。
 米側が亡命申請を受け入れれば香港問題などを巡る米中対立の激化は避けられない。報道が事実なら、米側が要求を拒絶した背景には決定的な対立を避けたい思惑があったとみられる。

バルセロナのバルトメウ会長が辞任を発表…前日の続投宣言から一転 | サッカーキング

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が辞任を発表した。……昨シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)で歴史的敗退を喫し、変革の必要性が浮き彫りになったバルセロナ。生え抜きの絶対的エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団を申し出たが、バルトメウはこれを認めず結局残留。会長に対するファンの不安は次第に高まり、不信任決議に必要な署名は必要な数を大幅に上回り2万以上を集めた。
 不信任投票を目前に控えた26日の会見では改めて辞任の可能性を否定していた。しかし、カタルーニャ州新型コロナウイルスパンデミック下にも関わらず11月1日または2日の投票実施を要請したため、不信任投票を待たずしてついに会長の座を退くことを決めた。