2020年12月24日のニュース・クリップ

ペルーやブラジル、死因1位にコロナ 貧困、過密 中南米5カ国:中日新聞Web

新型コロナウイルスの深刻な影響を受ける中南米諸国のうち、ペルーやブラジルなど五カ国で今年、コロナによる死因が一位になっているとの調査結果を米公共ラジオ(NPR)がまとめた。……調査は、NPRが十二月中旬までの世界保健機関(WHO)のデータなどを分析。死因でコロナが一位だったのは、ほかにチリ、エクアドルパナマだった。
 五カ国のうち、コロナによる死亡率がもっとも高かったペルーでは、百万人当たり千百五人がコロナで死亡した計算。次いでブラジルが八百五十一人だった。
 感染者、死者とも世界最多の米国では、コロナは死因の二位。中南米以外で、コロナが死因のトップとなったのは欧州ベルギーだけだった。

ノーベル平和賞候補の亡命記者に禁錮27年の判決 トルコの裁判所:東京新聞 TOKYO Web

ドイツに亡命したトルコ紙ジュムフリエトの元編集長、ジャン・ドゥンダル氏(59)に対し、トルコの裁判所は23日、スパイ活動とテロ組織を支援した罪で、禁錮27年6月の実刑判決を言い渡し、再逮捕を命じた。独メディアが伝えた。ドゥンダル氏は出廷しないまま裁かれ、弁護団は上訴する方針を明らかにした。

国連コソボ統治機構所長に山下真理氏 : 読売新聞オンライン

国連のアントニオ・グテレス事務総長は22日、日本人職員の山下真理氏(55)を国連コソボ暫定統治機構(UNMIK)ベオグラード事務所長に任命すると発表した。
 事務総長代表として、コソボで活動するUNMIKとセルビア政府の連絡調整などを統括する。コソボは2008年に自治州として一部を構成したセルビアからの独立を宣言した。

天安門事件 日本が“中国の孤立化”回避、外交文書で明らかに|TBS NEWS

1989年6月。北京の天安門広場民主化を求めた学生らに対し、中国政府は軍を出動させ、弾圧しました。公式発表で死者は319人。デモ隊の声を強引に封じ込めた中国の姿勢に、欧米諸国は一斉に非難を強めました。
 23日、外務省が公開した当時の外交記録。事件直後から日本政府が中国の孤立化を懸念していたことが記録されていました。……日本は、事件の翌月にフランスで行われたG7サミットの共同宣言に「中国の孤立化を避ける」という文言を入れることに成功。その後、中国との関係は急速に改善へと向かいました。

マイクロプラスチック 妊婦の胎盤から検出、研究班「大きな懸念」|TBS NEWS

この研究はオランダの科学専門誌「環境インターナショナル」にイタリアの研究チームが発表したものです。それによりますと、ローマの病院で出産した女性6人の胎盤を調べたところ、4人から合わせて12個のマイクロプラスチックの粒子が検出されました。胎盤からマイクロプラスチックが検出されたのは初めてだということです。……研究チームは、マイクロプラスチックが胎盤に存在することによる健康への直接の影響は分からないとしていますが、マイクロプラスチックの化学物質が将来的に胎児の免疫機能に悪影響を及ぼす可能性もあり、「大きな懸念」だとしています。