2020年12月30日のニュース・クリップ

旧ソ連諸国の指導者、強権維持へ「全国会議」: 日本経済新聞

ロシアやベラルーシなど旧ソ連諸国で、各界や地方の代表者を招集する全国規模の会議を憲法で制度化する動きが相次いでいる。大統領ら最高指導者が一段と権力を掌握する狙いだとみられる。……ベラルーシキルギス国民会議の先がけとなったのはロシアでの憲法改正による国家評議会の制度化だ。1月15日の年次教書演説で、プーチン大統領がそれまで大統領の諮問機関だった国家評議会を憲法で定めるよう提案した。ほかの多くの新条項とともに憲法改正案に盛り込まれ、7月の国民投票で支持された。
12月8日にはプーチン氏が国家評議会の細則を定めた連邦法に署名した。

ピエール・カルダン氏死去 仏巨匠デザイナー、98歳:AFPBB News

フランスのファッションデザイナー、ピエール・カルダン(Pierre Cardin)氏が29日、死去した。98歳。家族がAFPに明らかにした。
 カルダン氏は革新的なデザインを生み出し、またそれをプレタポルテ(既製服)として大衆化したことで一世を風靡(ふうび)した。……パリに移ったカルダン氏は、詩人で芸術家のジャン・コクトーJean Cocteau)が監督を務めた映画『美女と野獣(Beauty and the Beast)』のセットと衣装をデザインした。
 クリスチャン・ディオールChristian Dior)で働いた後、1950年には自身のブランドを立ち上げた。……国際的に成長したブランドは日本で人気を博し、冷戦(Cold War)の最中だった1978年にソ連でも契約を結んだ。またフランスのデザイナーとしては初めて、1979年に中国にも進出し、基盤を固めた。同氏の家族は「早くからグローバル化の波に乗った」とたたえている。

NYポスト紙、トランプ氏に「狂乱を終わらせよ」と1面で呼び掛け - Bloomberg

トランプ米大統領への支持を公に表明していたニューヨークのタブロイド紙、ニューヨーク・ポストは28日付紙面の1面にトランプ氏の写真を掲載し、「狂乱を終わらせよ」と呼び掛けた。同紙は社説で、「陰うつな茶番はもう、幕を下ろすべきだ」と論じた。
  ホワイトハウスは昨年、一部の新聞購読を打ち切ったがNYポストは引き続き大統領の手元に届けられ、毎日のように大統領に読まれている。
  同紙はルパート・マードック氏のニューズ・コープが所有する。

米大統領選・世論調査のずれ トランプ氏を過小評価 メディア不信影響か - 毎日新聞

民主党のバイデン前副大統領が勝利した2020年の大統領選は、事前の世論調査で劣勢とされた共和党トランプ大統領が予想以上に善戦した。前回16年のようにトランプ氏が世論調査結果を覆して勝利した激戦州は減ったが、トランプ氏の得票力を過小評価する傾向は広がった。大手メディアに対し「フェイクニュース」とトランプ氏が繰り返したことで、共和党支持者がメディア不信を強め、世論調査に協力しないなどして精度に影響したとの指摘もある。

ダルビッシュがパドレスへ 球団が発表 7選手絡む大型トレード - 産経ニュース

米大リーグ、カブスダルビッシュ有投手(34)が、7選手が絡む大型トレードでパドレスに移籍すると29日、両球団が発表した。同投手の今季の全登板でバッテリーを組んだ捕手カラティニがともに移籍。パドレスは今季7勝(4敗)を挙げた右腕デービーズと若手有望株4選手の計5人を交換要員とした。