衝撃走る――2009年05月23日

盧武鉉韓国前大統領、追い詰められ自殺か
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090523-498058.html
《韓国の盧武鉉前大統領が23日死亡したのは、不正資金供与疑惑をめぐる最高検の捜査が長期化し精神的に追い詰められた結果の自殺とみられており、捜査中断は避けられない。詳しい原因や経緯の解明が急がれる。
 検察捜査のあり方に批判も出ており、韓国政界や社会での新たな対立の火種となる可能性もある。》

▼職場転々「うまくいかず」=境遇不満で逆恨みか−教授殺害で山本容疑者・警視庁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009052300369
《東京都文京区の中央大学理工学部で高窪統教授(45)が殺害された事件で、同大卒業生でアルバイト店員山本竜太容疑者(28)=神奈川県平塚市=が「転職を繰り返し、うまくいかない」と話していたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
 警視庁富坂署捜査本部は自分の境遇への不満から高窪教授を一方的に逆恨みした疑いがあるとみて調べている。》

▼本命不在の経団連会長レース おきて破りの三村氏が軸?
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090523/biz0905232001005-n1.htm
《従来基準で候補となるのが、パナソニック中村邦夫会長、トヨタ自動車渡辺捷昭(かつあき)社長、東芝西田厚聡(あつとし)社長の3人。さらにおきて破り候補として、副会長を退任する新日本製鉄の三村明夫会長、トヨタ張富士夫会長とメーカーではない三菱商事佐々木幹夫会長の3人の名が挙がっている。
 ……消去法的に現在、最有力候補と目されているのが、三村氏だ。張氏と同様に現職副会長ではなくなるが、「経験者なら問題ない」というのが、財界の共通認識となりつつある。》

▼元本割れ続出! 「401k」を見直す
http://www.garbagenews.net/archives/718724.html
《2001年、導入された日本版401k(確定拠出年金)の加入者数が、昨年10月に300万人を突破した。企業の年金負担を減らし、従業員に自己責任で老後資金を形成させるという思惑から始まったこの制度。掛け金を企業が負担し、貯蓄、保険などの元本保証型商品から、債券、株式などのリスク型商品を個人が選択、運用成績に応じて将来受け取る年金額が変わってくるという仕組みだ。
しかし、株価下落や為替変動の影響で多くのリスク型商品は元本割れに。もともと運用経験が乏しい加入者は選択商品が預貯金や保険などに偏重しがちだったが、ここにきて、さらに元本確保型商品に移行する傾向が強まっている。》

朝日新聞が初の赤字転落
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090522/biz0905222028016-n1.htm
朝日新聞社が22日発表した平成21年3月期連結決算は、景気後退による大幅な広告収入の落ち込みが響き、最終損益が前期の46億円の黒字から139億円の赤字に転落した。経常損益も222億円の黒字から3億円の赤字。同社が最終損失と経常損失を計上したのは連結決算の公表を始めた12年3月期以来初めて。売上高は6.2%減の5372億円で4年連続の減収だった。》

朝日新聞「ボーナス40%減」 業界に衝撃が走る
http://www.j-cast.com/2009/05/23041592.html
《部数伸び悩みに加えて広告収入の大幅減が続き、新聞社の経営が「待ったなし」状態に追い込まれている。朝日新聞では2009年夏のボーナス40%カットを目指す方針を打ち出し、読売新聞も大幅減の方向で動き出した。新聞各社はいよいよ人件費に踏み込まざるを得ないところにきた。
関係者によると、朝日新聞は2009年夏のボーナスを40%カットしたいと組合に申し入れた。社長以下役員のボーナスは「ゼロ」になる。本給部分も非組合員の管理職は09年4月から5−10%削っている。役員報酬に関しても、社長、常務、取締役、役員待遇について15%から45%の減額を実施しているという。》

▼読売新聞:運動部記者が野球コラム盗用…中国新聞に謝罪
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090523k0000e040016000c.html
読売新聞社によると、記事はオリックス−広島戦の広島の大竹寛投手についての原稿で、20日朝刊スポーツ面に掲載された。冒頭部分と2段落目にかけての計14行が中国新聞の13日朝刊スポーツ面に掲載されたコラムとほぼ同じだった。
 21日に読者の指摘で発覚し、執筆した記者は「記憶に残っていた表現をまねた」と盗用を認めたという。その後の調査で、4月16日朝刊スポーツ面の記事でも、3カ所が中国新聞の08年9月11日朝刊スポーツ面の記事と表現が似ていた。》

フランク・ロイド・ライトLEGOで建築:新シリーズ発売
http://wiredvision.jp/news/200905/2009052220.html
LEGO社は現在、同社に非常にふさわしい建築シリーズをリリースした。建築家フランク・ロイド・ライトのコレクションだ。ライトのコレクションでは、ニューヨークのグッゲンハイム美術館や、片持ち梁の象徴的作品であるペンシルバニア州ピッチバーグ郊外の落水荘(カウフマン邸)など6つのセットが販売されている。
プレスリリースによると、さらに素晴らしいことに、これは有名建築家シリーズの始まりに過ぎないらしい。われわれは、建築家ル・コルビュジエに一票入れるつもりだ(そういえば、ル・コルビュジエの建築物をLegoで組み立てるのはきっと非常に簡単だろう)。》

GIGAZINE「赤字でも好きだからやる」 変化するニュースメディアの生態系
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT11000021052009&landing=Next
《大阪のターミナル・梅田駅から阪神電鉄に乗り10分ほど。GIGAZINEの編集部は大阪市内の工業地域、西淀川区にある。
 「GIGAZINEのページビュー(PV)は月3200万、ユニークユーザー(UU)は1000万。検索エンジン経由抜きの数字です。asahi.comよりもUUが多いのはおかしいという気もしますが…」と山崎氏は話す。インターネットに関係するサービスや携帯電話の新機種などのIT系から外国のびっくりニュース、アニメ、さらには食べ物まで、幅広いジャンルを取り扱う。
 GIGAZINEは2000年、当時大学生だった山崎氏の個人サイトとして始まり、2006年からブログ形式に移行するとともに編集部の体制を整えた。現在は10人弱が編集に携わる。
 ……収入は広告と配信料の二本柱。独自にバナー広告も販売しているが、記事の内容に連動して自動的に広告が表示されるグーグルの「アドセンス」のような広告を柱とするのが理想という。「アドセンスは我々の意志に関係なく広告が表示されるのでメディアの独立性が担保される。読者からの信頼性も高まるのではないでしょうか。できれば、海外のように日本でももう少しアドセンスの単価が高いといいのですが」
 アクセスが増えても、いいことばかりはない。広告収入は増えるが、サーバー代など維持コストも上昇する。記事を増やそうとすると編集部員を雇わなければならない。赤字続きでもなぜニュースサイトの運営をやめないのだろうか。そこには山崎氏自身のニュースへの熱い思いがあるという。》

▼発売前の曲をネット配信容疑、会社員を書類送検
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905220362.html
《人気ロックバンド「DIR EN GREY(ディルアングレイ)」の発売前のCDに入った曲などを、インターネットの動画配信サイトで流したとして、警視庁が千葉市の男性会社員(22)を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで書類送検していたことがわかった。
 麻布署などによると、会社員は昨年10月末、動画配信サイト「ニコニコ動画」で、ディルアングレイの発売前のCDアルバムに収録された全13曲や、アルバムジャケットの写真を無許可で配信し、著作権を侵害した疑いがある。会社員は調べに「海外のサイトで既に配信されていたものをダウンロードし、流した。発売前に入手していることをネットを通じて示したかった」などと話しているという。
 このアルバムは11月中旬に発売され、ディルアングレイの所属事務所が12月、同法違反容疑で警視庁へ告訴した。》