支持率――2009年06月08日

内閣支持率、29・5%…読売世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090607-OYT1T00702.htm
読売新聞社が5〜7日に実施した全国世論調査(電話方式)で、麻生内閣の支持率は29・5%、不支持率は61・0%だった。
 前回(5月16〜17日)は支持率30・0%、不支持率60・4%。支持率は民主党小沢一郎・前代表の公設秘書が政治資金規正法違反事件で起訴された直後に行った3月末の調査以降、微増を続けていたが、今回は前回を下回り、再び3割を切った。
 ……「麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」では、鳩山氏44%(前回42%)、麻生氏33%(同32%)だった。》

▼解散戦略なき会期延長 残り90日、惑う首相
http://mainichi.jp/select/seiji/choice/news/20090608ddm001010066000c2.html
《55日の延長幅は、民主党が重要法案の審議を引き延ばした場合を想定したものだ。しかし、民主党補正予算関連法案の一部について与党と修正合意し、6月下旬以降は国会を「空き家」にする作戦に転じ始めた。このままでは「解散から逃げる首相」のイメージが強まるばかりだ。》

▼英国の欧州議会選、労働党支持低迷で極右政党が初の議席を獲得
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPnTK839310020090608
《英国の欧州議会選挙では、極右政党、英国国民党(BNP)が初の議席を獲得したことから、ブラウン首相に対する退陣圧力が一段と高まるとみられている。
 BNPは、北部のヨークシャーとハンバー地区で労働党が不振となったことから議席を獲得した。》

▼英労働党が歴史的惨敗 欧州議選、得票率で3位
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060801000214.html
《英BBC放送は8日、欧州連合(EU)の欧州議会選挙で、英国ではブラウン首相率いる与党労働党が得票率で3位に転落、歴史的惨敗を喫する見通しだと報じた。
 下院議員による不正経費請求問題に伴う政局混乱の中、首相は5日、相次ぐ閣僚辞任と地方選敗北を受け、求心力の回復を狙って内閣改造を実施したばかり。1年以内に実施される総選挙を前にした最後の全国規模の選挙で大敗が確実になったことで、労働党内から首相退陣要求が再燃するのは必至の情勢となった。
 ……1位は保守党27%、2位は反欧州連合の英独立党(UKIP)17%、4位は自由民主党14%。前回の欧州議会選での得票率は、保守党26・7%、労働党22・6%だった。》

▼巨額赤字でも元次官用「天下りポスト」増設 農林中金
http://www.asahi.com/politics/update/0607/TKY200906070248.html
農林中央金庫は、子会社の農林中金総合研究所(総研)に理事長職を設け、農林水産省の元事務次官で総研顧問の小林芳雄氏(59)を充てる人事案を固めた。農林中金は09年3月期に巨額赤字に転落。経営再建中にもかかわらず、農水省からの「天下り」ポストを増やす厚遇で、農水省も批判を受けそうだ。
 総研は90年設立のシンクタンクで、現社長は農林中金出身。社長の上に理事長を置いた時期もあるが、現在はポスト自体がなく、定款変更で復活させる。人事案は、早ければ今月の総研の株主総会で決まる見通しだが、ずれ込む可能性も残っている。
 農水省にとって農林中金日本中央競馬会、旧農林漁業金融公庫の「御三家」の首脳ポストは大物次官OBの指定席だった。小林氏は08年7月、総研顧問に就任し、元次官の上野博史・前理事長の後任候補とみられてきたが、農林中金金融危機で09年3月期に5721億円の純損失になり、上野氏は辞任。天下り批判を意識し、後任には生え抜きの河野良雄・副理事長が4月に昇格し、農水省は指定席をすべて失った。農林中金の副理事長にも5月、生え抜きの起用が固まった。
 関係者によると、農水省は小林氏の待遇アップを期待し、所管官庁との関係悪化を避けたい農林中金は、総研でのポストを格上げして折り合いを付ける。報酬も上がり、社長を超えるとみられる。総研顧問に前次官の白須敏朗氏(58)を受け入れる案も浮上している模様だ。
 政府は3月、退職後の公務員の天下りについて、省庁によるあっせんを年末に廃止する政令閣議決定した。朝日新聞の取材に、農水省は「農林中金に対するあっせんは一切ない」(大臣官房幹部)と否定しているが、国会などで問題化する可能性がある。
 小林氏は07年9月、当時の遠藤武彦農水相が組合長を務める農業共済組合補助金不正受給で、問題を把握しながら対応が遅れた責任を取り、辞任した。後任の白須氏も08年9月、事故米の不正転用問題で当時の太田誠一農水相とともに引責辞任した。》

国交省の“漫才研修” 批判相次ぎ今年限りか
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090608011.html
国土交通省が若手職員のコミュニケーション能力を高めようと、吉本興業の芸人を講師に招き「漫才研修」をしたところ、省内外から「税金の無駄遣い」「意味があるのか」と批判が相次いだ。道路特定財源でカラオケセットなどを購入したことが強く批判された経緯もあり、今年限りで取りやめになりそうだ。》

▼ドラマ視聴率:「MR.BRAIN」16.3% 亀梨出演も初の20%割れ
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090608mog00m200001000c.html
《「SMAP」の木村拓哉さん主演のドラマ「MR.BRAIN」(TBS系)の第3話(6日放送)の視聴率が16.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、前週の22.0%から大幅にダウンしたことが分かった。》

囲碁世界王座戦が休止 スポンサーのトヨタなど業績悪化
http://www.asahi.com/igo/news/TKY200906080043.html
《優勝賞金3千万円で囲碁の国際棋戦としては世界最大級のトヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦日本棋院主催)が今年1月に終了した第4期を最後に休止されることになった。日本棋院によると、トヨタ自動車デンソーが業績悪化のためにスポンサーを降りることになったという。》

▼不況でも驚異的成長続ける 巨大小売業「アマゾン日本」の行方
http://www.j-cast.com/2009/06/07042649.html
《ネット通販サイト「アマゾン(Amazon.co.jp)」の拡大が止まらない。ここ2か月間でも「文房具・オフィス用品」、「ジュエリー」、「天文」が開設され、品ぞろえは「1000万点」を超えた。すでに巨大な小売企業だ。2009年8月初旬には、西日本で初めてとなる新たな「物流拠点」を開業、配送時間の短縮化と効率化を目指す。》

▼万引き対策に電子タグ構想
http://book.asahi.com/clip/TKY200906080104.html
講談社集英社小学館の出版大手3社と大日本印刷グループ(大日本印刷図書館流通センター丸善)によるブックオフ株取得で、出版社側とブックオフの間で「万引き本の買い取り防止対策」が焦点の一つに浮上している。一方、大日本印刷グループの新たな戦略も骨格を見せ始めた。》

ブックオフ株取得:出版再編の序章 敵対から共存へ、大手の思惑
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090608ddm012040003000c.html
《出版業界が動いている。先月20日、講談社集英社小学館大日本印刷グループ3社の計6社が、中古書販売最大手のブックオフコーポレーション(佐藤弘志社長)の株28.9%(議決権ベースで32%)を取得した。敵対的関係にあった出版業界とブックオフの間に何が起きたのか。どう変わろうとしているのか。
 ……業界関係者にはとまどいも広がっている。6社は「2次(中古書)流通も含めた出版業界全体の協力・共存関係を構築し、業界の持続的な成長を実現」するとするが、具体的な姿が見えてこないためだ。
 なかでも議論になりそうなのが自由価格本だ。 
 ……同社では、すでに「Bコレ!」として中小出版社などの自由価格本を販売している。中古市場も巨大になり、従来の消費者からの買い取りだけでは魅力的な本の仕入れが難しくなっているためだ。佐藤社長は「返品本でも、表紙を見せ、宣伝文を付けて低価格にすれば十分売れる。返品時の受け皿があることで、出版社側も思い切った企画の本や初版部数を増やすことが可能になる」と力を入れる。
 これに対し、出版3社は「(返品された本をブックオフで販売することは)今は全く考えていない」(講談社・森常務)、「現時点で、具体的なことは考えていない」(集英社広報室)、「すべて今後の話し合いによるもので現在は何も決まっていない」(小学館広報室)とそろって慎重な物言いだ。自由価格本が本格化すれば、実質的に本の値崩れが起き、ただでさえ経営の苦しい新刊書店からの反発も避けられない。》

▼コーラで動くウォークマン ソニー「バイオ電池」研究の今
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/08/news016.html
《ジュースで電気を起こす――。そんな夢のような電池の開発がソニーの先端マテリアル研究所で進められている。食品や飲料に含まれる炭水化物(ブドウ糖)を酵素で分解し、電気エネルギーを取り出す「バイオ電池」がそれ。実現すれば、安全で環境負荷もないまったく新しい電池が生まれる。
 ……バイオ電池の仕組みはこうだ。ブドウ糖を分解する酵素と電子を伝達する物質を固定化した電極を負極に、酸素を還元する酵素と電子伝達物質を固定化した電極を正極とする。負極でブドウ糖水溶液を酸化分解して電子と水素イオンを取り出し、正極では電子と水素イオンで水を生成するという電気化学反応を利用して電気エネルギーを取り出す。電池の要(かなめ)となる電子伝達物質の成分は企業秘密という。
 「これは生物のエネルギー変換と同じシステム」と酒井係長。人間をはじめ生物は炭水化物を酵素で分解して活動エネルギーとしているが、それを電気エネルギーとして取り出したのがバイオ電池だ。ブドウ糖は太陽光を受けた植物が光合成によって合成する物質の一つだから、これを発電に利用できれば地球上に豊富に存在する再生可能エネルギーになる。》

▼30代感涙!?「ビックリマン」新作で人気キャラのルーツが判明
http://news.walkerplus.com/2009/0608/15/
《昭和60年代に大ブームとなり、ある種の“社会現象”を巻き起こした「ビックリマンシール」。特に昭和60年〜平成3年に発売された10代目となる「悪魔vs天使」編は、最盛期に月間1300万個を売上げる“お化け商品”で、あのキラキラしたヘッドをゲットすべく、買いまくった記憶のある人も多いだろう。
そんな「悪魔vs天使」編の最終章を描いた「ビックリマン 悪魔vs天使編 ルーツ伝」(84円)が、ロッテから6/16(火)に発売される。
ちなみにスーパーゼウスが誕生する前の世界を描いて、“ビックリマンのルーツ”をたどるという「ひかり伝」が2006年から発売されているのだが、今回発売される「ルーツ伝」は、その最終章にあたり、「悪魔vs天使編」のあの世界観につながる重要な物語だという。》