儲かりまっか?――2009年10月09日

▼『咲-Saki-』『鋼の錬金術師』の田口浩司プロデューサーが語る、儲かるアニメの作り方
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/09/news003.html
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/09/news003_2.html
《(移る前に手がけていた)ゲームと比べて、アニメを使った出版ビジネスというのは実はとても簡単でした。本当にびっくりするぐらい簡単でした。この8年間で30本ぐらいアニメをやってきましたが、出版社サイドとしてどれ1つとして赤字になっていません。
 なぜ、簡単なの?」というと、商売の基本なのですが「魚のいない所でいくら釣り糸を垂らしても魚は釣れません」ということに尽きると思います。
 (ターゲットが多いジャンルで)スクウェア・エニックスが得意としているのが、「萌え」「腐女子(会場のスライドでは「ふ女子」と表記)」「シュールギャグ」「王道少年漫画」です。》
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/09/news003_4.html
《今、私たちが出版社として見えているお客さんというのが、この4つです。さきほど言った魚ですね、悪く言えば。さらに魚を引っ掛けるためには、ルアーを選んで、魚が食いつくような動きをしなければいけません。ですから、まず魚のいるところを探す(ウケるジャンルを探す)、次にその魚が好きそうなルアーを決める(作品を決める)、3つ目としてそのルアーをいかに魚が食いつくように動かすか(アニメスタジオを選ぶ)ということが大事だと思います。
 出版社がテレビでアニメを流すために何が必要かというと、制作費と広告宣伝費、それから流すための提供料です。制作費はピンきりで、1話当たり 1000万円〜2000万円くらいの幅があります。「1話分の制作費×話数」で全話分の制作費が計算できます。提供料もピンきりで、あまり詳しい数字は言えないのですが、深夜帯の全国5局〜7局ネットぐらいで、2クール(6カ月)流した時に我々(出版社)が負担している提供料は5000万円ぐらい。U局だとその半分ぐらいです。(キー局で1年間、土曜18時に放送した)『鋼の錬金術師』クラスになると、総額は知りませんが、我々が出さないといけなかったのは5億円でした。
 テレビアニメ放映をして、出版社はどうやって利益をあげるのかというと簡単です。支出は、今言った提供料、ものによっては制作費の出資をしないといけないこともありますが。収入はDVDやマーチャンダイジング商品が売れた時の原作の印税の部分、それと出資した場合は出資分に応じた配当、そして何と言ってもアニメ放映によって原作が売れた利益、これが支出を上回らないとどうしようもないということです。》

埋蔵金男が警告「ゆうちょ銀行が破綻、失業率10%」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091009/plt0910091630004-n2.htm
《高橋氏は民主党政権郵政民営化見直しについて「このままではゆうちょ銀行が破綻する」と警告。経済情勢については「失業率が10%になってもおかしくない」と指摘する。》