電子ブック戦争――2009年12月05日

▼電子ブックリーダーの未来か、ハーストの「Skiff」が来年始動
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2671476/4999642
《Skiffは新聞や雑誌の記事と一緒に広告を表示させることができる。米インターネット小売り大手アマゾン・ドット・コムAmazon.com)の人気機種「キンドルKindle)」など現在販売されている電子ブックリーダーは、定期刊行物ではなく書籍を読む目的で作られており、雑誌や新聞に広告を表示することができない。
 また、電子ブックリーダーがモノクロ表示であることに広告提供者が不満の声を上げているが、2010年内にはSkiffサービス搭載のカラー表示機器の登場も期待できるという。》

ソニー復活占う電子本 対アマゾン 端末、日本投入も
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200912040018a.nwc
《米欧を中心に需要が伸びている電子書籍端末が、ヒット商品不足に苦しむソニーの救世主になりつつある。米アマゾン・ドット・コム社の「キンドル」が牽引(けんいん)する形で専用端末が売れ、コンテンツの世界市場も前年比約3倍のペースで拡大。ソニーも新機種を米欧で投入して追い上げ、事実上の「2強」がしのぎを削る。日本国内では2004年発売の専用端末が振るわずソニーは約3年で撤退したが、日本での再挑戦も視野に世界市場での攻勢を強める構えだ。》