トリック?――2009年12月16日

天皇の「政治利用」は霞が関のトリックだ
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/12/post_93.html
《新聞報道によると、そもそも中国側から「国家指導者」クラスの来日を打診されたのは前政権下の2009年の初めだったという。外務省は当然、これに対する準備と情報収集を始めたはずだ。……羽毛田信吾宮内庁長官によると、来日1カ月を切った11月26日になって?初めて?外務省から「内々の打診があった」という。これを信じろというほうが無理だ。》

▼外務省は何してた?
http://www.melma.com/backnumber_173916_4704190/
《たぶん、接待を命じられた役人が、ちょっとミスして、肝心の会見をセットするのを忘れたか、あるいは本当はその交渉が粛々と宮内庁側とあったんだけど、天皇の様態を考えて今回は宮内庁が断って、外務省側が一端それを受け入れ、北京から催促されて初めてそういうことになっていると解って政府と党が慌てたということではないでしょうか?
 恐らくこの問題では、詰め腹を切らされる外務省の担当者が出て来るんでしょう。》

▼「1か月ルール」過去の会見希望250件精査へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091216-OYT1T00056.htm?from=top
《「1か月ルール」が厳格化された2004年2月以降に会見希望のあった約250件について精査を始めた。
 首相官邸から詳しい報告を求められたこともあり、経緯を整理する。》