報道の謎――2010年02月27日

▼【緯度経度】北京・伊藤正 信用しがたい朝日報道
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100227/chn1002270720000-n3.htm
朝日新聞の一連の報道には、コリア・レポートの辺真一編集長が昨年来、ブログ「ぴょんの秘話」で再三、厳しく批判、今回の報道には「思わず噴き出した」と書いている。しかし報道を信じている人は少なくない。某大学教授は講演で、朝日報道に基づき中朝関係を論じたと聞く。
 朝日は今回も中国外務省の否定を報じていない。よほどの自信だ。それなら昨年と今回の記事に多々ある矛盾点の説明くらいはしてほしいものだ。
 「金正日総書記の名代として訪中」が「軍事代表団に同行」に変わり、「胡錦濤国家主席と会見」も「長男金正男氏が会見に同席」も消えてしまった。辺真一氏は、昨年の記事の情報源は「全く信用できないということになる」と述べている。(肩書は当時)》

▼NHK「カンテツな女」改善を 過労死遺族が抗議
http://www.asahi.com/national/update/0227/OSK201002260207.html
《今月17日の放送分では、30代の居酒屋チェーン店長が1日17時間近く働き、週平均5日の徹夜勤務をこなしているとされ、本人の「今はすごい幸せです」という言葉も伝えられた。申入書は「力強い生き方には感動するが、常軌を逸した長時間の働き方に無批判な番組づくりは疑問」として、過労死の危険性も踏まえた番組制作を求めている。》