2010年11月30日のニュース・クリップ

▼米公電 各国首脳を酷評 ウィキリークス公開
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010113002000036.html
内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が二十八日、公開した約二十五万通の米政府外交公電には、各国首脳についての辛らつな評価が大量に見つかり、主要同盟国をはじめ名前が挙がった各国首脳間の個人的な信頼関係も崩しかねない、との懸念が出ている。》

▼首脳酷評やスパイ続々…「裏の顔」暴露、オバマ政権痛手
http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY201011290577.html
サルコジ仏大統領が「怒りっぽく、独裁主義的」と切り捨てられた。ベルルスコーニ伊首相は「無責任で虚栄心が強く、現代欧州の首脳として無意味」と断言されている。
 ロシアのメドベージェフ大統領については、今も権力基盤が強いプーチン首相との関係を、「プーチンが(主人公)バットマンで、メドは相棒のロビン」とハリウッド映画になぞらえた。》

▼「北の崩壊に備え米韓協議」 ウィキリークスが外交公電を公開
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101129/amr1011291929009-n1.htm
《米韓両国は、北朝鮮が経済破綻や権力継承の失敗から内部崩壊に至る可能性を検討。スティーブンズ駐韓米大使は今年2月、中国に経済的な便宜を与えることで、米国寄りの南北統一に懸念を示す中国の懐柔を図るシナリオを韓国が検討していると報告していた。
 また、イランが北朝鮮から核弾頭の搭載も可能な中距離弾道ミサイル「BM25」19基を購入したとの分析結果を伝える公電もあった。》

▼「中国は北朝鮮に愛想をつかしている」、韓国が米大使に ウィキリークス
http://www.afpbb.com/article/politics/2777042/6529695?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
《韓国の千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Yung-Woo)外交通商部第2次官(当時)が「中国の指導部は、もはや北朝鮮を有益な同盟国と見なしていない」と駐韓米国大使に伝えたとする公電を掲載した。》

▼文書暴露 国連で記者の質問集中
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101130/t10015534341000.html
《「ウィキリークス」が暴露したアメリカの外交当局の文書の中に、国連幹部の個人情報を入手するよう指示するものが含まれていたことについて、国連では、アメリカをはじめとする各国大使らに対して記者団からの質問が集中する騒ぎとなっています。》

▼「国際社会への攻撃」=外交公電公表で責任追及へ−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010113000090
クリントン国務長官は29日、内部告発サイト「ウィキリークス」が米政府の外交公電公開に踏み切ったことについて記者会見し、「米国の外交政策に対する攻撃というだけでなく、国際社会への攻撃だ」と強く非難、情報を漏えいした関係者の責任を追及していく考えを強調した。》