2011年07月21日のニュース・クリップ

▼英盗聴、政権揺らす マードック氏「癒着」に焦点
http://mainichi.jp/select/world/news/20110721ddm003030094000c.html
《政界での焦点は、逮捕されたコールソン元編集長(保釈中)を官邸報道局長として重用していたキャメロン首相の任命責任問題だ。最初の盗聴事件で記者ら2人が有罪となった07年1月に辞任した元編集長を、4カ月後に保守党の広報担当に迎え、政権奪取後には官邸中枢に据えた。この首相の判断に「破滅的な失敗」(ミリバンド労働党党首)などと批判が高まっている。》

▼ニューズ傘下の英紙サイトに攻撃、「マードック氏死亡」と改ざん
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22257820110719
《盗聴事件に揺れる米ニューズ・コープが所有する英タブロイド紙サンのウェブサイトが18日、ハッカー集団「ラルズ・セキュリティ(ラルズセック)」によるサイバー攻撃を受け、同社を率いるメディア王ルパート・マードック最高経営責任者(CEO)が死亡したという虚偽情報がホームページに掲載された。》

▼ロシアの富豪「復刊を検討」 ロンドンの夕刊紙所有
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110721/mcb1107210505024-n1.htm
《ロンドンの夕刊紙イブニング・スタンダードを所有するロシアの富豪、アレクサンドル・レベジェフ氏はモスクワでインタビューに応じ、盗聴スキャンダルで廃刊に追い込まれた米メディア大手ニューズ・コープ傘下の英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの復刊を検討していることを明らかにした。》

▼高級住宅でも満足できない 英、差別化と付加価値で価格上昇
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110721/mcb1107210505016-n2.htm
《1平方フィート当たり4000ポンド以上の最高級物件はロンドンに建設中のイタリア人建築家レンゾ・ピアノ氏の手になる超高層ビル「ザ・シャード」など、有名建築家の手がけた建物に含まれる住居部分が相当する。こうした世界的に有名な物件にはトップレベルのホテルやスパ、レストランが入居し、もちろん白手袋のドアマンが出迎えてくれる。》

▼世界に誇れる生活空間と自然の再生を
http://mainichi.jp/select/opinion/iitai/news/20110721ddm004070004000c.html
《英国での電化は1870年代から始まったが、首都ロンドンはもちろん地方都市ですら、いかなる街区でも地上に電柱を建てることはなかった。実際、19世紀末以降の風景写真などを見ても、地上に電柱のある光景は存在しない。こうした社会基盤の整備と完成度は、米国やフランスよりはるかに進んでいたと思う。》