2011年10月19日のニュース・クリップ

▼独仏、基金210兆円に増強で合意=銀行自己資本基準は9%へ-英紙
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011101900099
欧州金融安定化基金(EFSF)の実質的な融資能力を現行の4400億ユーロ(約46兆2000億円)から2兆ユーロ(約210兆円)規模に増強することで合意したと報じた。併せて域内銀行に9%の自己資本比率基準を求める方針でも一致。》

▼欧州債:独仏債の利回り格差、1992年来最大-ムーディーズ見解で
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=ayw.BFo3tggg
《ロンドン時間午後4時51分現在、仏10年債利回りは前日比8bp上昇の3.14%。同国債(表面利率3.25%、2021年10月償還)価格は0.705下げ100.960。これに対し独10年債利回りは8bp低下し2.01%。
  両国債のスプレッドは一時、18bp拡大し114bpとなった。ブルームバーグのデータによれば、これは1992年以降で最大。》

▼スペイン国債を「A1」に格下げ、見通しネガティブ-ムーディーズ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=aYIiqL7YnRas
《スペイン国債は米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによって2010年6月以来3度目の格下げ措置を受けた。……ムーディーズは18日、スペイン国債の格付けを従来の「Aa2」から投資適格級で最上位から5番目の「A1」に2段階引き下げたと発表した。》

▼デモ暴徒化は「都市テロ」=取り締まり強化方針示す―イタリア内相
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201110190013.html
《イタリアからの報道によると、マローニ内相は18日、ローマで15日にあったデモが大規模な暴動に発展した事態を「都市テロ」と断言、暴徒の取り締まり強化に向け法改正など新たな措置を講じる考えを示した。》

エールフランスCEO更迭 収益悪化と事故で求心力低下
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111019/bsk1110190502003-n1.htm
《収益見通し悪化を手掛かりに年初来の株価下落率が60%と欧州で最悪のパフォーマンスを記録しているほか、09年に228人が死亡した事故の要因として操縦士訓練が専門家から指摘されていることで、グルジョン氏の立場は弱くなっていた。》