2012年02月28日のニュース・クリップ

▼スイス:福島事故直後に「脱原発」方針のはずが、推進派巻き返し 「開発は継続」を選択
http://mainichi.jp/select/world/news/20120227ddm012030070000c.html
《昨年の福島第1原発事故から2カ月後、スイス政府はいち早く「脱原発」方針を打ち出し、その3週間後には下院が法案を可決した。素早い動きは、一時パニックに近かったスイスの国内世論を安堵(あんど)させた。しかし、国民の関心が薄らいだ後、実は上院で「原子力の研究開発は続ける」という法案修正が行われ、下院もこれを追認した。原発の稼働は続き、現状は事故前と変わらない。》

▼模倣品防止条約:日本提唱の条約、東欧の若者ら反発 「ネット社会への脅威」批准、足踏み
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120222ddm007020119000c.html
《日本が提唱した「模倣品・海賊版拡散防止条約」(ACTA)を巡り、失業問題など社会的不満を抱えた東欧の若者を中心に、反対運動が急速に拡大している。反対運動の発信地ポーランドでは17日、トゥスク首相自らが条約への反対を明言した。チェコラトビアスロベニアなども批准手続きを止める事態に発展している。……ポーランド誌「ポリティカ」記者、ベンディック氏(46)は「若年層の失業率上昇などで不満を抱えた若者の目に、ACTAは、彼らの『居場所』である自由なネット社会への脅威として映った」と分析した。》

▼イタリア客船で今度は火災、インド洋上で航行不能
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81R00520120228
《イタリア中部で先月に座礁事故を起こした豪華客船「コスタ・コンコルディア」を運航する会社が所有する別の客船「コスタ・アレグラ」が27日、インド洋上でエンジンルームの火災を起こし、停電のため航行不能となった。》

▼既に武器供与? 世界で強まるアサド包囲網
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/02/post-2451.php
《イギリスのウィリアム・ヘイグ外相は先週、チュニジアの首都チュニスで開かれたシリア反体制派の支援国会合に出席。その場で、イギリスはシリア最大の反体制派組織「シリア国民評議会」をシリアの正式な代表として承認すると発表した。
 この発表に際してシリア国民評議会は、支援各国が反体制派に武器を供与できるようにすべきだとの考えを示した。》

▼厳寒 シベリア高気圧が要因に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120227/t10013324031000.html
《この冬は日本やヨーロッパなどで厳しい寒さや大雪に見舞われましたが、気候の専門家で作る気象庁の検討会は、「ラニーニャ現象」など複数の要因が重なって冷たい「シベリア高気圧」が強くなったことが要因だったという分析結果をまとめました。》