2012年12月12日のニュース・クリップ

▼イタリア債上昇、政局の不透明感和らぐ－スペイン債も堅調 - Bloomberg

11日の欧州債市場ではイタリア国債が上昇し、10年債利回りは前日に付けた約３週ぶりの高水準から低下した。モンティ首相の辞任に伴い財政赤字削減への取り組みが損なわれるとの懸念が和らいだことが手掛かり。

英国で経済犯罪などを担当する重大不正捜査局（ＳＦＯ）とロンドン市警察は１１日、短期金利の国際的な指標であるロンドン銀行間取引金利（ＬＩＢＯＲ、ライボー）の不正操作に関与したとして、３０～４０歳代の英国人の男３人を逮捕し、同国内の３人の自宅を家宅捜索した。３人は年齢がそれぞれ３３歳、４１歳、４７歳の金融トレーダー経験者。共謀してＬＩＢＯＲを不正に操作した疑いがあるが、ＳＦＯは３人が所属した金融機関名や容疑の詳細などは明らかにしていない。

▼米財務省がＡＩＧの普通株全株売却へ、6380億円相当 | Reuters

米財務省は１０日、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）の保有株を全株売却すると発表した。米政府は２００８年、経営危機に陥ったＡＩＧを救済をするため、同社株を取得したが、今回の売却で政府による同社保有は終了することになる。

▼豪ラジオ局看護師遺族にＣＭ収入寄付　NHKニュース

イギリスのウィリアム王子の妻のキャサリンさんが入院していた病院に、オーストラリアのラジオ局のディスクジョッキーが電話をかけ、キャサリンさんの体調などを聞き出した問題で、その後、病院の看護師が責任を感じて自殺を図ったとみられることから、ラジオ局では、年末までのコマーシャル収入をすべて看護師の遺族に寄付することを明らかにしました。

▼ロンドン白人のイギリス人が５割切る　NHKニュース

イギリスの首都ロンドンでは、海外からの移民が増えた結果、これまで多数派だった白人のイギリス人が人口に占める割合が初めて５０％を割り込み、少数派となったことが分かりました。