2013年03月02日のニュース・クリップ

▼米で強制歳出削減が発動へ　オバマ大統領と議会の協議決裂 - MSN産経ニュース

オバマ米大統領は３月１日（日本時間２日未明）、歳出強制削減の回避に向けた最後の協議を与野党指導部と行ったが、話し合いは決裂し、発動が決定的となった。国防予算を中心に２０１３会計年度（１２年１０月～１３年９月）は８５０億ドル（約７兆８千億円）削減される。歳出強制削減は膨大な財政赤字の圧縮が狙いだが、国防や米経済への影響が懸念される。　大統領は議会指導部との協議後にホワイトハウスで会見し、「歳出強制削減は米経済に打撃を与えるだろう」と述べ、超党派の合意に失敗した議会を非難した。

▼時事ドットコム：ドイツ下院「グーグル法」可決＝ニュース使用に課金

法案は、報道機関に対し、ニュース公開から１年間は「ニュースを営利目的でウェブ上に公開することを決める独占的権利」を認めると規定。検索サイトがニュースを使用する場合、料金を支払うなどして許可を得る必要があるという。ただ、引用が最小限の短文である場合は例外で、営利目的でない個人などのニュース引用も可能とした。

▼伊モンテ銀,野村とドイツ銀を提訴－デリバティブで賠償求める - Bloomberg

イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ は、損失につながった２件のデリバティブ（金融派生商品）取引について賠償を求め、ドイツ銀行 と野村 ホールディングス（ＨＤ）を提訴した。モンテ・パスキは２月28日に伊政府から41億ユーロ（約4960億円）の資金注入を受けた。

▼欧州短期金利は低水準にとどまるとの見方、潤沢な流動性やＥＣＢ利下げ観測で | Reuters

市場関係者の間では、欧州短期金利は予見し得る将来、低い水準にとどまるとみられている。一部銀行が今後も多額の資金を保有する見通しであることや、イタリア政局が混乱すれば欧州中央銀行（ＥＣＢ）は利下げに踏み切るとの観測が背景。

▼東京新聞:ウォーホル版画「化粧した動物」競売に　ロンドン　絶滅危機種全１０作

米ポップアートの巨匠、故アンディ・ウォーホル氏が、絶滅の危機にある動物をテーマにつくった版画「危機にひんしている種」シリーズの全十作が、今月十九日にロンドンで競売に掛けられる。……シリーズ全作がまとまって出品されるのは非常に珍しいという。サザビーズは落札価格を全体で二十五万～三十万ポンド（約三千五百万～四千二百万円）と予想している。