2013年11月15日のニュース・クリップ

グラウンド・ゼロにビル完成 建築家の槇文彦さん設計:朝日新聞デジタル

9・11同時多発テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地「グラウンド・ゼロ」で事件後初めて、ビルが完成した。日本人建築家の槇文彦さん(85)が設計した「4WTC」。13日の式典で、槇さんは「歴史的な日であり、建築家として幸せ」と語った。

FNNニュース:「オバマケア」で加入不具合続出 オバマ大統領、国民に向け謝罪

アメリカの全ての国民に健康保険加入を義務づける「オバマケア」は、オバマ大統領肝いりの政策として、10月から始まったが、保険の加入手続きを行うウェブサイトの不具合で、加入できない事例が続出している。開始1カ月間の新たな保険加入者は、当初予想の50万人を大幅に下回る、10万6,000人にとどまっていて、こうした事態を背景に、オバマ大統領の支持率は、過去最低の39%に下がっている。

欧州委:ユーロ圏4大国の予算案を批判-新権限下で初の査定 - Bloomberg

欧州一の経済大国ドイツについては、経済の構造改革を勧告されても「前進がない」と指摘。スペインの予算案では財政赤字を目標内に収められない恐れがあるほか、イタリアは債務削減の規則に抵触するリスクがあるとし、フランスはEUの規則に沿っているものの「余裕が全くない」と評した。各国の予算案を、それぞれの国の議会よりも先に査定する権限が欧州委に付与されてから初めて、これが行使された。欧州委勧告は強制力は持たないものの、赤字と債務圧縮の政策堅持を各国政府に促す。

教皇、イタリア大統領を公式訪問

教皇フランシスコは、14日、イタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領を公式に訪問された。イタリア大統領官邸であるローマのクィリナーレ宮殿を訪れた教皇は、ナポリターノ大統領と個人会談を行なったほか、政府要人らと会見された。このたびの教皇のクィリナーレ宮殿訪問は、今年6月8日に行われたナポリターノ大統領のバチカン訪問への返礼としての意味を持つ。

イギリスの作曲家、ジョン・タヴナー氏 逝去 - TOWER RECORDS ONLINE

メシアンシュトックハウゼンとならぶ神秘主義の作曲家で、長年正教徒を自認していましたが、近年ではヒンドゥー教イスラム教など、他宗教を題材にした作品も発表していました。その音楽は前衛音楽崩壊後のイギリスを象徴するものであったと同時に、神秘的かつ神聖な響きはクラシックの枠を超えて大衆的人気を博し、代表作となった『神秘のヴェール(1992年のロジェストヴェンスキー指揮,LSO,イッサーリス(チェロ)(ヴァージン·クラシックス)の演奏は、グラモフォン賞を受賞しています)』や数々の宗教曲は、レーベル・国境を越え演奏されるようになりました。また、1997年のダイアナ妃告別式典の際歌われた『アテネのための歌』は、今もってイギリス現代音楽史上に残る傑作として語られています。それらの功績から2002年、1代限りのナイト(sir)に叙勲されました。