2014年12月15日のニュース・クリップ

ユーロ圏、デフレスパイラルのリスク低い=バイトマンECB理事 - WSJ

欧州中央銀行(ECB)のバイトマン理事は、フランス紙フィガロとのインタビューで、ユーロ圏の足元の物価下落はエネルギー価格の低下によるものであるため、デフレスパイラルに陥るリスクは非常に低いとの見解を示した。

欧米メディア「構造改革の加速を」:ニュースモーニングサテライト:テレビ東京

日本の総選挙で自公が圧勝したことを受け、欧米のメディア各社は電子版で速報し「今後、構造改革が加速するかに注目している」と伝えました。ウォール・ストリート・ジャーナルは選挙に「大勝しても安倍総理大臣にとってこれからが正念場だ」として、景気回復に向けて構造改革の加速ができるかが焦点だと指摘しました。……一方、フィナンシャルタイムズは「日本ブームに準備せよ」として、日本は株高とさらなる円安によって観光客が増加し外国企業からの投資も増えるとの見通しを示しました。

独・エーオン「解体宣言」が波紋呼ぶ-「容量市場」見送りが一因か-電気新聞-

ドイツ最大の電力会社エーオン(E・ON)の「解体宣言」が波紋を呼んでいる。同社は11月末、原子力や火力をはじめとする従来型の発電事業を将来手放し、再生可能エネルギーなどに特化すると発表した。連邦政府の推し進める再生可能エネ拡大と脱原子力によって、同社の収支は悪化の一途をたどる。火力の採算割れに歯止めをかける容量市場開設の望みが薄れたことが、決断を後押しした可能性も指摘されている。

英裁判所「イギリスのスパイ活動は人権侵害にあたらない」 : ギズモード・ジャパン

イギリスの諜報機関GCHQこと政府通信本部。そのお仕事はといえば、情報収集です。でも、それって欧州人権裁判所の定めるプライバシー保護や言論の自由を侵害していないのでしょうか?……イギリスの調査権限審判所(Investigatory Powers Tribunal)の裁判官たちは、GCHQの情報収集の手法を調査し、これが人権侵害にはあたらないとの判断を下したのです。しかし、だからといってGCHQが何でもかんでもやっていいというわけではなく、現在のGCHQの標的選定方法や、収集したデータの保管方法が妥当だからということのようです。

落札メダル返却理由は…ロシア大富豪の「恩返し」

DNAの二重らせん構造を発見し、ノーベル賞を受賞したアメリカの研究者、ジェームズ・ワトソンさん(85)。そのノーベル賞のメダルは、経済的な事情でオークションに出品されました。これを約5億円で落札したのは、ロシア人実業家のアリシェル・ウスマノフさん(61)。そしてなんと、メダルはワトソンさんに返却すると発表したのです。