2014年12月24日のニュース・クリップ

英国立統計局が発表した第３・四半期の経常収支は２７０億ポンドの赤字で、赤字額は国内総生産（ＧＤＰ）比６．０％となり、過去最大に並んだ。

英国で組織的な子供の性的虐待が、想像以上に深刻な問題となっていることが明らかになりつつある。英中部のロザラムで、１４００人以上もの子供が長期にわたり組織的な性的虐待をパキスタン系の男たちに受けていた衝撃の事件が今年８月に発覚。移民国家、英国の多文化社会が抱える暗部が浮き彫りになった。

22日までの3日間に発生した、警察に対する刃物による攻撃1件と、車で市民を襲った2つの事件の動機は不明のままだが、イスラム過激派は、対決姿勢を示しているフランスの国内で「一匹狼」型の攻撃を行うよう繰り返し呼び掛けており、国民の間で不安感が広がっている。

23日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇し、10年利回りは過去最低まで約３ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）に迫った。ギリシャ議会が大統領を選出できず、反緊縮の野党が優勢との見方から、同国の国債は値下がりした。

南米アルゼンチンの動物園で２０年間、飼育されてきたオランウータンについて地元の裁判所は、より望ましい居住環境で暮らす権利を認める判決を言い渡し、世界で初めてオランウータンに「人権」が認められたとして、注目を集めています。