2015年12月12日のニュース・クリップ
米ABCテレビは11日、過激派組織「イスラム国」(IS)がシリア政府の旅券印刷機を入手し、本物と見分けがつかない偽造旅券を「発行」している可能性があると報じた。米政府の内部報告書に基づく内容としている。
▼日産・ルノー連合と仏政府対立解消へ、合意に投資家失望 | Reuters
ルノーや仏政府が、日産に今後介入しないことを保証するなど、パワーバランスが日産へとシフトする内容となった。日産は1999年、ルノーの支援を受けたが、現在では日産がルノーを上回る規模にまでなったことが背景にある。
▼ダウ・ケミカルとデュポンが対等合併で合意、その後3社に分割へ - Bloomberg
米化学品大手のダウ・ケミカルとデュポンは合併で合意した。化学業界で過去最大となる統合後は、専門性の高い3社に分割する計画。合併により30億ドル(約3640億円)のコスト節減が見込めるとしている。
▼中国アリババ、香港有力紙買収=編集の自由に懸念も (時事通信)
香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストを発行するSCMPグループは11日、中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団が同紙を含むメディア事業を買収したと発表した。
▼サウジ、女性初参加の選挙投票開始 立候補900人以上:AFPBB News
サウジアラビア史上初めて女性の立候補や投票が認められた公職選挙の投票が12日、開始された。
全国248の自治評議会の選挙(地方選に相当)には今回、6000人近くが立候補しているが、そのうち900人以上が女性候補となっている。