2016年04月16日のニュース・クリップ

【英EU離脱の是非】キャメロン首相の「パナマ文書」が残留にも影 勢い増す離脱派 予断許さぬ国民投票 - 産経ニュース

英国で6月に欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票まで10週間となり、賛否両陣営による正式なキャンペーンが15日、始まった。世論は賛否が拮抗(きっこう)し、キャメロン首相はEU残留を主導するが、タックスヘイブン租税回避地)への投資で利益を得ていた問題が発覚し、退陣要求デモが起きるなど求心力が低下している。

英自治領に疑惑の目=「不正の温床」、統制求める声も-パナマ文書:時事ドットコム

英国はかつて世界中に植民地を展開していた経緯から、カリブ海や大西洋などに14の海外領を保有。また、本土周辺の島々の中にはジャージーなど三つの王室領がある。多くは外交や防衛を英国に依存する一方、独自の議会や通貨を持ち、英国の法律の適用は受けない。めぼしい産業がないため、税を減免し、企業設立や金融取引の規制を緩めることで世界の資金を吸い寄せてきた。

ベルギー同時テロ:空港警備「欠陥」 欧州委1年前に指摘 - 毎日新聞

ベルギー同時テロの現場となったブリュッセル国際空港を含む同国内の空港警備態勢について、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が1年前の査察で「深刻な欠陥」を指摘していた。指摘や昨年11月のパリ同時多発テロを受け、運輸当局は対策予算を要求したが、政府が承認していなかったことが発覚し、ガラン交通・航空管制企業・国鉄相が15日に引責辞任した。

露最高検:次席検事、色丹で事情聴取 給与未払い問題で - 毎日新聞

北方領土・色丹(しこたん)島の水産加工場で働いていたロシア人元従業員らが14日、プーチン大統領に「給与未払い」を訴えた問題で、露最高検のグリャーギン次席検事が15日、調査のため現地入りした。……プーチン大統領の行動力を示すと共に、北方領土のロシアによる実効支配を印象づける狙いがあるとみられる。

モナリザゆかりの別荘売却へ、伊トスカーナ州:AFPBB News

売りに出されているのは、「ビラ・アンティノリ(Villa Antinori)」として知られる別荘。ここはかつて、レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の世界的に有名な絵画のモデルとして考えられているリザ・ゲラルディーニ(Lisa Gherardini)の夫で絹商人フランチェスコ・デルジョコンド(Francesco del Giocondo)一族が所有していた。