2017年10月31日のニュース・クリップ
スペイン検察は30日、独立を目指して違法行為を重ねたとして、中央政府に解任されたカタルーニャ自治州のプッチダモン前首相らを刑事罰の対象とする手続きに入った。反乱罪などでの起訴を視野に入れている。同氏はベルギーに渡っており、地元メディアは政治亡命を申請するのではないかとの見方を伝えた。
28日投票のアイスランド議会選挙(定数63)は29日までに開票を終え、連立与党の中心でベネディクトソン首相が率いる中道右派の「独立党」が第1党を保った。ただ、中道左派の野党勢力が計32議席と過半数を確保、政権交代となる可能性もある。
▼ソフトバンク、米携帯2社の統合中止申し入れへ :日本経済新聞
ソフトバンクグループは30日、傘下で米携帯電話4位のスプリントと同3位のTモバイルUSの経営統合に向けた協議を打ち切る方針を固めた。31日にもTモバイル親会社の独ドイツテレコムに申し入れる見通し。スプリントとTモバイルの統合した後の新会社の筆頭株主となることを互いに主張し続けたため、交渉の最終局面で折り合いがつかなかった。米携帯電話市場を巡るソフトバンクの再編構想は振り出しに戻る。
▼ロシア関与疑いの投稿、1.26億の米国人が閲覧=フェイスブック
米フェイスブックは30日、米国の政治に影響を与えるため、ロシアを拠点とする諜報機関が同社サイトに2年間に約8万件の投稿を行い、1億2600万人ほどの米国人がそれを閲覧した可能性があると明らかにした。
▼アマゾンのベゾス氏、初の世界一の富豪に-好決算で株価急伸 - Bloomberg
ビリオネア指数によれば、10月27日の取引終了時点でベゾス氏の純資産額は938億ドルと、ゲイツ氏を51億ドル上回る水準。ゲイツ氏は2013年以来、世界富豪のトップに君臨していた。
ベゾス氏の資産は今年に入り285億ドル増加。ゲイツ氏は8月にマイクロソフト株46億ドル相当を慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」に寄付したにもかかわらず、同氏の純資産額は昨年末以来、63億ドル増えている。