2017年11月06日のニュース・クリップ

最大流出元「ハッキング受けた」 パラダイス文書:朝日新聞デジタル

パラダイス文書がどのようにリーク先の南ドイツ新聞にもたらされたかは明らかにされていない。ただ「どんな経緯で得られた情報であっても、公益にかなう限り報道は適法」という原則が、西側の主要国では認められてきた。各国の裁判所も、民主主義と報道の自由を重視する立場からこれを認めている。
 ベトナム戦争に関する米国防総省の極秘文書がスクープされた1971年の「ペンタゴン文書」では、米司法省が記事差し止めを申し立てたが、裁判所は政府側の主張を認めなかった。米中央情報局(CIA)元職員のスノーデン氏が持ち出した米国家安全保障局(NSA)の機密情報を元にした2013年の英ガーディアン紙の報道についても、NSAの元法律顧問は「ひとたび記者の手に渡ったら、記者の権利は守られる」と言明したという。

米国:トランプ大統領、支持率37% 過去70年で最低 - 毎日新聞

米紙ワシントン・ポストは5日、トランプ大統領の支持率が、就任から同時期の過去約70年の歴代大統領で最低の37%だとする世論調査結果を発表した。不支持率は59%だった。

セクハラで党首辞任=反既得権の新興政党-オーストリア:時事ドットコム

10月のオーストリア総選挙で旋風を起こした反既得権の新党のペーター・ピルツ党首(63)が4日、セクハラの告発を受け辞任した。声明を出し「常に厳しい基準を主張し戦ってきた。自分にも適用する」と述べた。
 この日発売の週刊紙若い女性が、西部アルプバッハで2013年に開催された会議の際、泥酔した党首から「体中を触られた」と訴えていた。

カタルーニャ:スペイン国旗見かけず 前州首相の故郷ルポ - 毎日新聞

独立を渇望する原動力は何なのか。話を聞くと、最後には「アイデンティティー」に行き着く。独立機運の高まりのきっかけの一つは、10年にスペイン憲法裁判所が、カタルーニャ語の優位性などを定めた州の自治憲章の一部を違憲と判断したことだった。……一方、村で出会った反対派、タクシードライバーのルベン・コルテスさん(45)は「中央政府は好きではないが、独立することで現状が良くなることはない」との意見だ。12月21日の州議会選について、声を潜めながら「反対派がボイコットした住民投票と違い、次の選挙はカタルーニャの将来を占う、かつてない重要な選択になる」と語った。

超急速EV充電、欧州で400カ所整備へ BMWなど4社連合  :日本経済新聞

BMWや独ダイムラーなど欧米の自動車大手4社は3日、2020年までに欧州で400カ所の電気自動車(EV)向け超急速充電ステーションを設けると発表した。最大出力は350キロワットで、150キロメートルを走行できる量を5分間で充電できる。高速道路など主な幹線道路沿いに設置する。……共同出資会社「イオニティ」には独アウディなども含む独フォルクスワーゲン(VW)グループと米フォード・モーターが出資している。16年に方針を公表していた共同事業が動き出す。