2017年11月16日のニュース・クリップ

ロシア下院:外国メディア監視強化 改正法案を可決 - 毎日新聞

ロシア下院は15日、国内で活動する外国メディアに対し、資金の出入りや活動内容の報告を義務づけ、監視を強化する改正法案を可決した。米司法省が、露国営衛星ニュース専門局「RT」の米ワシントンの北米総局に対し、資金の出入りなどの報告を義務づけたことへの報復措置。

スイス・アルプスの氷河消滅危機 最大時期から半減 - 共同通信 47NEWS

世界有数の観光地スイス・アルプスの氷河面積が今年計890平方キロとなり、最大だった1850年ごろと比べ半減したことが、スイス・フリブール大のマティアス・フス上級講師らの調査で15日までに分かった。地球温暖化の影響で氷河の後退が止まらない状態で、何も対策を取らない場合、2100年にはほぼ消滅する恐れもあるという。
 ドイツでは気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)が開催中で、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の実施ルールが議論されている。フス氏は、協定が履行されても氷河融解を遅らせる効果があるだけで消滅は避けられないと指摘した。

ゲノム編集:遺伝子修復治療 世界初の臨床試験開始 - 毎日新聞

遺伝子を精度良く改変できるゲノム編集技術を用い、難病患者の体内で遺伝子を修復して治療する世界初の臨床試験を開始したと、米サンガモ・セラピューティクス社が15日、発表した。……臨床試験は、代謝物質「ムコ多糖」の分解に不可欠な酵素が肝臓で作られないために起こる先天性難病「ムコ多糖症2型」が対象。ゲノム編集するための遺伝子を組み込んだ「運び屋」のウイルスを、静脈から患者の体内に送り込む。ウイルスが肝臓の細胞にたどりつくと、まずゲノム編集の道具となる2種類のたんぱく質が作られ、それらが肝細胞の遺伝子を修復して、必要な酵素が作られるようにする。

実名制Q&AサイトのQuoraが日本進出、「量より質」を機械学習で担保:ITpro

米Quoraは2017年11月14日、実名制の質問・回答サービス「Quora」日本語版の提供を始めた。Quoraは著名人や専門家が経験や知識を生かして回答するのが特徴で、言語ごとにQ&Aのデータベースを分ける地域・言語特化型のサービス。当面は日本語で投稿する著名人や専門家の勧誘に注力する。

ダビンチの幻の作品 史上最高500億円超で落札 | NHKニュース

ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダビンチの作品の1つで、長らく所在がわからなくなり、幻の作品とされた、イエス・キリストを描いた油絵のオークションが15日、アメリカ・ニューヨークで行われ、美術作品の史上最高価格となるおよそ4億5000万ドル(日本円で500億円)を超える価格で落札されました。