2017年11月23日のニュース・クリップ

米ウーバー、ハッキング被害隠し-5700万人の個人情報流出 - Bloomberg

米配車サービスのウーバー・テクノロジーズは昨年10月のハッカー攻撃により顧客とドライバー合わせて5700万人の個人情報が流出したにもかかわらず、それを1年余りにわたり公表していなかったことが分かった。同社は今週、ジョー・サリバン最高セキュリティー責任者(CSO)らをハッキング隠しで追放した。

砂糖の有害性、業界団体が50年隠す? 米研究者が調査:朝日新聞デジタル

砂糖の取りすぎの有害性について指摘しようとした研究を、米国の砂糖業界が50年前に打ち切り、結果を公表しなかった――。こんな経緯を明かした論文が21日付の米科学誌「プロス・バイオロジー」(電子版)に掲載された。……論文によると、でんぷんの炭水化物に比べ、砂糖は心臓に有害だとする研究発表が1960年代に出始めた。懸念した財団幹部が68年、英バーミンガム大の研究者に資金提供して、ラットで影響を調べたところ、砂糖の主成分のショ糖を与えると、動脈硬化と膀胱(ぼうこう)がんにかかわる酵素が多く作られることが分かった。……研究者は確証を得るため、研究の延長を求めたが、財団は資金を打ち切り、成果は公表されなかったという。

パリの大観覧車、「歴史的景観」保護のため撤去へ

仏パリの市議会は22日、パリ版「ロンドンアイ(London Eye)」とも呼ばれる大観覧車「グランド・ルー(Grande Roue)」の撤去をほぼ満場一致で決定した。
 ルーブル美術館(Louvre Museum)近くのコンコルド広場(Place de la Concorde)に立つ観覧車は「催し物の王様」として知られるマルセル・カンピオン(Marcel Campion)氏が運営。1993年より設置と撤去が繰り返され、現在の運営許可は2018年7月で失効するが、市議会は新たに運営許可を発行しないことをほぼ満場一致で決定した。

太陽系外から飛来の天体、初観測 「最初の使者」命名:朝日新聞デジタル

米ハワイ大が今年10月に見つけた天体が、太陽系の外から飛来したものだと分かった。観測されたのは初めて。国際天文学連合(IAU)は、ハワイ語で「最初の使者」を意味する「オウムアムア」と命名。岩石と金属でできた細長い「葉巻形」らしいこともわかった。……20日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に論文が掲載された。天体は10月14日、地球から約2400万キロまで接近。その5日後、ハワイ・マウイ島の望遠鏡で発見された。

日本、55位に後退=FIFAランキング:時事ドットコム

国際サッカー連盟(FIFA)は23日、最新の世界ランキングを発表し、親善試合でブラジルとベルギーに連敗した日本は、10月の44位から55位に後退した。……1位ドイツ、2位ブラジル、3位ポルトガルの上位は変わらなかった。