2017年12月27日のニュース・クリップ

トルコ、米・サウジと溝 エルサレム首都批判/カタール支援 外交変化、経済にツケ:日本経済新聞

トルコが米国やサウジアラビアとの関係を悪化させている。エルサレムイスラエルの首都と認めた米国を激しく非難するほか、対カタールではサウジとの関係をこじらせた。外交の変化は国内の基盤固めやイスラム圏での指導力強化が狙いとみられる。ただ、中東と欧州の間に位置する同国の外交がつまずけば、経済や安全保障での代償が生じるほか、周辺地域の不安定要因となる恐れがある。

インド経済、来年は世界5位に浮上へ 英仏追い抜く=英調査機関

英民間調査機関の経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)は、26日に公表したリポートの中で、インドが来年、英国とフランスを抜き、ドルベースで世界第5位の経済になるとの見通しを明らかにした。……中国については、2032年に米国を抜いて世界一になると予想。

ロシア穀物生産、過去最高 輸出拡大狙うも、インフラ整備が足かせに  :日本経済新聞

ロシアの2017年の穀物生産が1億3000万トンに達し、過去最高を記録した。小麦などの収穫増を受けてプーチン政権は輸出拡大を急ぐが、港湾や内陸輸送網の整備が追いつかずに足かせとなっている。輸出できない余剰穀物が国内で積み上がり、18年以降は生産量も減少に転じる見通し。世界の穀物市場で存在感が増すなか、穀物輸出の拡大がロシア経済の浮沈の鍵を握る。

イタリア著名シェフ、廃棄食材使い貧困者向けの無料食堂を展開

ミシュランで星を獲得しているイタリアの著名シェフ、マッシモ・ボットゥーラさんが来年、スーパーの廃棄される食材を利用して貧困者に無料で食事を提供するレストランを、パリとナポリに開店する。北部モデナにあるボットゥーラさんの高級レストランでは、1人当たりの料金は250ユーロ(約3万3000円)前後に上る。

オランダの企業が、サッカーのデータ化で選手の移籍に影響力を及ぼし始めている - @IT

オランダの企業SciSportsが、サッカーへのアナリティクスの適用で、「データスカウティング」旋風を巻き起こし始めている。……オランダ出身のメンフィス・デパイ(Memphis Depay)選手が2017年1月、Manchester United Football ClubからOlympique Lyonnaisに移籍した際には、データに基づくSciSportsのアドバイスを受けたという。また、同社の情報サービスとアドバイスは、選手をスカウティングしたり、対戦相手チームを分析したりすることを目的に、サッカークラブに採用されている。