2018年03月08日のニュース・クリップ

重体の元二重スパイ、毒物テロと断定 英外相、露関与なら「断固たる措置」 - 産経ニュース

西側に情報を漏らした二重スパイとしてロシアで服役中に、米露の「スパイ交換」で英国に亡命したロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐(66)が英南部ソールズベリーで意識不明の重体で発見された事件で、ロンドン警視庁は6日、何者かが毒物を投与して暗殺をはかったテロと断定、本格捜査に乗り出した。

EU:偽ニュース検証サイト、オランダ下院が廃止動議可決 - 毎日新聞

欧州連合(EU)が運営するフェイク(偽)ニュースの検証サイトについて、オランダ下院は6日、EUや政府機関が報道内容を「偽情報」かどうか判断するのは望ましくないとして、廃止を求める動議を可決した。……動議の対象となった検証サイトは「EU vs Disinfo」(EU対偽情報)。EUの外務省にあたる欧州対外行動庁でロシアの情報操作に対処する専門チームが運営している。……同サイトによると、2015年の発足から2年間で18言語の3300例以上の「偽情報」を確認した。

ベルルスコーニ伊元首相、「同盟」党首の政権樹立を支援する用意

イタリアの総選挙結果を受け、ベルルスコーニ元首相はコリエレ・デラ・セラ紙とのインタビューで、自身が率いる「フォルツァ・イタリア」とともに中道右派連合を構成する欧州連合(EU)懐疑派「同盟」のサルビーニ党首による政権樹立への取り組みを支援する用意があると述べた。……総選挙の得票率は予想に反して同盟がフォルツァ・イタリアを上回った。中道右派連合全体の得票率は約37%で、議会の過半数を獲得することはできなかった。

EU大統領、英の「いいとこ取り」否定=離脱交渉で指針案:時事ドットコム

欧州連合(EU)のトゥスク大統領は7日、ルクセンブルクで記者会見し、英国との将来の関係に関する交渉の戦略を定める指針の草案を、英国を除く加盟27カ国に配布したと発表した。欧米メディアによると、草案は「業種別の『いいとこ取り』はあり得ない」と強調、EU離脱後も英金融業界が単一市場で障壁なく業務を続ける選択肢に否定的な内容となっている。

オランダ企業が空飛ぶ車=ジュネーブ自動車ショーで公開:時事ドットコム

オランダのベンチャー企業が開発した「空飛ぶ車」が6日、ジュネーブ国際自動車ショーで報道陣に公開された。販売価格は約30万ユーロ(約4000万円)からで、来年にも納車を開始する予定という。飛行機能を備えた自動車の研究開発は複数の企業が進めているが、販売までこぎ着けたのは初めてとみられる。