2018年07月17日のニュース・クリップ

米保護主義に対抗軸 日欧EPA署名 世界でFTA活発に  :日本経済新聞

日本と欧州連合(EU)が17日、経済連携協定(EPA)に署名した。日本とEUはEPAを弾みに他の多国間協定の交渉を加速する。11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP11)で加盟国拡大の議論を本格化するほか、EUもオセアニア中南米諸国との自由貿易協定(FTA)交渉を進める。米保護主義に対抗するため自由貿易包囲網の構築を急ぐが、中国が存在感を高めることには警戒もある。

日本のように国境管理を=ユーロいずれ崩壊-独右派政党幹部:時事ドットコム

難民への強硬姿勢で物議を醸すドイツ新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の連邦議会(下院)会派代表で、昨年の総選挙で党筆頭候補となったアリス・ワイデル氏……は、ドイツは日本のように国境を管理し、難民を厳しく審査するべきだと主張。……欧州外からの流入を止められない現状では、現在原則自由な欧州内での移動にも入国審査を復活すべきだと訴えた。……ユーロについては、加盟国間の不均衡を為替相場で調整できないことが問題で、「歴史的に共通通貨が機能したことはない」と指摘し、「遅かれ早かれ崩壊する」と断言。ベビーブーム世代が退職し、大量の保険金支払いでユーロの現金が不足する15年後ごろに危機が訪れると予想した。

マスクCEO、タイ少年救出の英ダイバーを罵倒 テスラ株下落 | ロイター

米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、タイの洞窟に閉じ込められていた少年らの救出に当たった英国人ダイバーを「小児性愛者」と罵倒するコメントをツイッターに投稿したことを受け、テスラ株が16日、下落した。
この発言によって、同CEOがテスラのEV生産という大局を見失っているとの懸念が市場に広がり、テスラ株は2.75%下げ、時価総額のほぼ20億ドルを失う事態となった。

ラグビー日本代表マフィ逮捕 遠征先NZでチームメートに暴行容疑/デイリースポーツ online

ラグビー日本代表のナンバー8で、スーパーラグビーに参戦するレベルズ(オーストラリア)のアマナキ・レレイ・マフィ(28)=NTTコミュニケーションズ=が、遠征先のニュージーランドで逮捕され、暴行容疑で起訴されたことが分かった。オーストラリアラグビー協会が15日、発表した。37-43で敗れた14日のハイランダーズ(ニュージーランド)戦後にチームメートと口論になったという。……マフィは2014年に日本代表に選出。15年W杯イングランド大会にも出場した。

捕獲・解体したクジラはシロナガス? それともナガス? アイスランドで大論争:AFPBB News

捕獲・解体されたのはシロナガスクジラか、それともナガスクジラか? アイスランドで、捕鯨業者が絶滅の危機にひんしているシロナガスクジラを食肉用に解体した疑惑が浮上し、論争が巻き起こっている。だが、問題のクジラの正体の特定は専門家でも困難だという。……現存する地球上で最大の生物であるシロナガスクジラは、国際捕鯨委員会IWC)によって1960年代に捕獲が禁止された。しかしアイスランドの専門家らは、写真のクジラが本当にシロナガスクジラなのか確信を持てていない。問題のクジラが地球上で2番目に大きいナガスクジラである可能性もあるからだ。ナガスクジラは絶滅の危機にあるとされ、商業捕鯨の一時停止(モラトリアム)の対象となっているが、アイスランドナガスクジラ捕鯨を合法としている。