2018年08月04日のニュース・クリップ

中国、6.7兆円報復=米国の貿易制裁強化で:時事ドットコム

中国政府は3日、米国からの輸入品600億ドル(約6兆7000億円)相当に最高25%の関税を上乗せする報復策を発表した。トランプ米政権が2000億ドル相当の中国製品を対象に追加の貿易制裁を発動した直後に実施する。米国と同じ規模の対抗措置は断念した。
 中国政府によると、対象は液化天然ガス(LNG)や中型航空機など計5207品目。このうち2493品目に25%、1078品目に20%、974品目に10%、662品目に5%の関税をそれぞれ上乗せする。

米国防予算、過去9年で最大規模80兆円 中国へ厳然対処盛る 権限法案を上院可決  - 産経ニュース

米上院は1日、2019会計年度(18年10月~19年9月)の国防予算の大枠を定める国防権限法案を可決した。法案は7月に下院を通過済みで、トランプ大統領の署名で成立する。
 予算総額は、アフガニスタンなどでの戦費を含め約7170億ドル(約80兆3000億円)。「米軍再建」を訴えるトランプ氏の意向を反映し、過去9年間で最大規模となった。

トルコ:米に報復辞さず 牧師長期拘束、2閣僚制裁に反発 - 毎日新聞

財務省は1日、米国人牧師を不当に長期間拘束し人権侵害を続けているとして、トルコのギュル法相とソイル内相の現職閣僚2人を経済制裁対象に指定した。北大西洋条約機構NATO)加盟国として米国と同盟関係にあるトルコへの制裁は異例の措置。トルコは報復を辞さない姿勢を表明した。

カトリック教会は死刑に全面反対、バチカンが容認部分の教理変更 | ロイター

ローマ・カトリック教会は2日、信者に対する教理の手引きである「カテキズム」の文面を変更し、死刑はいかなる状況においても容認できないと明記した。
カトリック教会は数世紀にわたり、極端なケースに関しては死刑を容認してきた。しかし、2005年に死去したヨハネ・パウロ2世の在任中に立場が変化し始めた。バチカンローマ法王庁)は今回の改定については、死刑に全面的に反対するローマ法王フランシスコの姿勢が反映されたと説明している。

NASA、アポロ11号月面着陸ミッションの音声ファイルを公開 - Sputnik 日本

NASAは米テキサス大学と共同でアポロ・ミッションを記録した170の磁気テープをデジタル化した。公開された音声ファイルは1万9000時間以上におよぶ。
音声ファイルの大部分はニール・アームストロング氏、エドウィン・オルドリン氏、そしてマイケル・コリンズ氏の通信記録。音声には理解を促すための字幕が付いている。ある音声ファイルでは、ニール・アームストロング氏の名文句「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」を聞くことができる。