2018年10月01日のニュース・クリップ

NAFTA、期限目前で合意 車は加メキシコに寛容 | ロイター

カナダと米国は30日、難航していた北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で合意にこぎつけた。……焦点の1つだった自動車は、トランプ米大統領輸入車に25%の関税を課すことを引き続き可能にする一方で、関税発動の場合にはカナダとメキシコから輸入する完成車や部品の多くを課税適用外とすることが決まった。
トランプ米大統領は、カナダが米東部時間10月1日午前0時(日本時間午後1時)までに合意に署名しなければ、NAFTAをメキシコとの2国間協定にすると警告していた。

テスラCEOがSECと和解 罰金支払い会長退任:日本経済新聞

訴訟の提起からわずか2日間での「スピード和解」は、SECが29日にホームページ上で発表した。合意内容によるとマスク氏はテスラの会長職を退き、後任には独立した取締役が就く。マスク氏は今後3年間、テスラの会長職に就任する資格を失うが、CEOの役職にはとどまるとみられる。……テスラとマスク氏はそれぞれ2000万ドル(約22億円)の罰金を払い、裁判所の管理下で被害を受けた投資家に計4000万ドルが配分される。

囲碁界がスマホ規制 超人AIの設計図公開で反対論一転:朝日新聞デジタル

将棋界では、すでに2016年12月から棋士スマホを預ける規制を導入し、17年10月からはさらに厳格化して金属探知機を使った持ち物検査を実施している。囲碁界が将棋界に倣わなかったのは、超人AIの普及が将棋界に比べ遅れていたからだ。
 当時、囲碁界では英ディープマインド社のAI「アルファ碁」が世界トップ棋士を圧倒。将棋界のAIと同様に超人の域に達していたが、同社はソフトの設計図を公開しなかったため、第三者が複製して利用することはできなかった。しかし今年に入り、ベルギーのプログラマーが開発した「LeelaZero(リーラゼロ)」、米フェイスブック社「ELF(エルフ)」の二つの超人AIの設計図が公開され、事情が一変した。

本庶佑氏にノーベル医学・生理学賞 がん免疫治療薬を開発 - 産経ニュース

スウェーデンカロリンスカ研究所は1日、2018年のノーベル医学・生理学賞を、免疫を抑制するタンパク質を発見し、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発につなげた京都大特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏(76)ら2氏に授与すると発表した。免疫を抑える働きを阻害することでがんを治療する画期的な免疫療法を確立し、がん治療に新たな道を開いた功績が評価された。

マケドニア:国名変更に暗雲 国民投票不成立 - 毎日新聞

東欧マケドニアで9月30日、国名を「北マケドニア」に変更するかを問う国民投票が実施された。開票率98.6%で賛成票が9割以上に達したものの、投票率は36.8%にとどまり、憲法上の成立要件(50%)を大幅に下回って不成立となった。……国民投票の結果に法的拘束力はないが、議会審議に大きな影響を与える。……マケドニア議会は定数120で、与野党議席が拮抗(きっこう)している。憲法改正には80人の支持が必要だが、地元メディアによると与党が支持を得たのは71人。国民投票の結果を踏まえ、今後支持を増やすのは困難との見方が出ている。