2018年10月20日のニュース・クリップ

CNN.co.jp : サウジ、不明記者の死亡認める 「総領事館で殴り合い」

サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館に入ったまま消息不明となっていた件で、サウジ当局は20日までに、国営テレビでカショギ氏の死亡を認めた。……カショギ氏の死亡時の状況については、トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で面会した役人と話していたところ口論や殴り合いになり、死亡したとしている。関係者はその事実の隠ぺいをはかろうとしていたという。
国営サウジ通信は、これまでにサウジ国籍の計18人が捜査のため拘束されたと伝えた。

ホンジュラス移民数千人、米国へ向け徒歩で北上中 トランプ氏の警告無視:AFPBB News

中米ホンジュラスから米国を目指し、数千人の移民の集団、通称「キャラバン(旅の一団)」が徒歩で北上を続けている。ドナルド・トランプDonald Trump米大統領は16日、ホンジュラスと経由地に当たる隣国グアテマラエルサルバドルに北上を阻止しなければ援助を打ち切ると警告したが、キャラバンの動きは17日も止まっていない。
 移民たちはソーシャルメディアを介して2000人以上のキャラバンを組織し、13日にホンジュラス北部サンペドロスラ(San Pedro Sula)を出発。

豪与党、下院も過半数割れ 前首相引退の選挙区で敗北:中日新聞(CHUNICHI Web)

オーストラリアのターンブル前首相の下院議員辞職に伴う補欠選挙の投票が20日、最大都市シドニー東部の選挙区で行われ、モリソン首相率いる自由党候補で元駐イスラエル大使のデーブ・シャーマ氏の敗北が確実となった。……これにより、自由党が主導する与党保守連合が下院(定数150)で保有する議席は75と過半数を割る。保守連合は上院(定数76)でも過半数を持たない。

CNN.co.jp : サグラダ・ファミリアに正式な建築許可、建設開始から136年

100年以上にわたって違法な建築工事を進めてきたとされるスペイン・バルセロナの観光名所「サグラダ・ファミリア」の管財当局は20日までに、同市当局に今後10年間で計3600万ユーロ(約46億8000万円)を支払い、合法的な工事許可を得ることで合意したと発表した。……ガウディは1926年、電車にひかれて死去。この後、複数の建築家がガウディの当初の設計図に従ってサグラダ・ファミリアの建設を引き継いでいた。工事は、ガウディの死去から100年に当たる2026年に完工予定となっている。

日立、英国で架線切断事故 鉄道網が混乱 車両試験中に:朝日新聞デジタル

日立製作所が16日夜、ロンドン西部の鉄道路線で自社製車両の運行試験をしていたところ、架線を切断した。この影響で17日朝からロンドン中心部と郊外を結ぶ路線などで一時的に運休したり、遅れが出たりして鉄道網が混乱した。……17日朝までに復旧が間に合わず、ロンドン中心部のパディントン駅とヒースロー空港、ロンドン郊外のスラウ駅などを結ぶ路線で一時、運休となった。英BBCによると、鉄道運行事業者は、英西部ブリストルなどでも乗客に影響が出たと説明しているという。