2018年11月27日のニュース・クリップ

「日産首脳はルノーから」 過去に協定結ぶ 主導権巡り火種に :日本経済新聞

日産自動車と仏ルノーの間で、日産の最高首脳人事や取締役数を規定する協定があることが分かった。……「改定アライアンス基本合意書(RAMA)」と呼ばれる協定の詳細が判明した。1999年に経営危機にあった日産をルノーが救済した後に両社が合意。その後、数回改定したもので……RAMAの柱は(1)ルノーが日産に最高執行責任者(COO)以上のポジションを選定する権利がある(2)日産の取締役会は、日産がルノーよりも1人多い状態を維持できる――などだ。

GMが1.4万人削減へ 5工場停止し次世代技術に集中:朝日新聞デジタル

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、北米にある5工場の操業を2019年にも取りやめる計画を発表した。北米以外の2工場も生産を停止。併せて北米を中心に約1万4千人以上の人員削減に踏み切る。……GMの発表によると、米ミシガン州オハイオ州、カナダのオンタリオ州にある三つの組み立て工場の生産を停止する。……米国の二つの部品工場も生産をやめる。
 発表済みの韓国での工場閉鎖に加え、北米以外の2工場も19年末までに生産を終える。具体的な工場名は明らかにしていない。

英、12月11日EU離脱案採決 メイ首相、巻き返し図る - 共同通信

英国のメイ首相は26日、議会での討論で、欧州連合EU)と正式決定した離脱合意案を巡る議会採決が12月11日に行われる予定だと明らかにした。合意案の成立には議会承認が不可欠だが、与党内になお反発の声が強く、現時点では否決の可能性が高いとみられている。メイ氏は採決までの約2週間で反対派の説得を重ね、巻き返しを図る構えだ。

「ゼロ金利」脱却遠い主要中銀、日本が指針に | ロイター

米連邦準備理事会(FRB)に続いて他の主要中央銀行が金融政策の「正常化」を開始できる機会は、急速に狭まりつつある。つまり彼らは何年も、下手をすると何十年も「ゼロ金利政策」の世界にとどまらざるを得ないかもしれない。
欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)、日銀は、利上げや資産買い入れ打ち切り、長期金利上昇容認と手段はさまざまになるが、いずれも来年政策を引き締め方向に修正すると予想されている。
世界金融危機により大半の中銀がゼロ金利政策の採用を迫られてから10年余り経過しただけに、少なくともそうした引き締めは予定された動きと言える。しかし世界経済と市場のサイクルが転換するとなれば、実行に移すのは難しいだろう。

「ラストエンペラー」の監督が死去 伊のベルトルッチ氏:朝日新聞デジタル

清朝最後の皇帝の生涯を描いた映画「ラストエンペラー」でアカデミー賞9部門を受賞したイタリアの映画監督、ベルナルド・ベルトルッチ氏が26日、ローマの自宅で死去した。77歳だった。