2018年12月20日のニュース・クリップ

FRBが3カ月ぶり利上げ、来年は2回にペース減速:日本経済新聞

米連邦準備理事会(FRB)は19日の米連邦公開市場委員会FOMC)で3カ月ぶりの利上げを決めた。利上げ幅は0.25%で、政策金利は2.5%に近づいた。先行きの利上げシナリオは、2019年の想定ペースを従来の3回から2回に引き下げた。20年までに利上げを停止する考えも示唆し、15年末に始まった利上げ路線は転換点を迎えつつある。

トランプ財団解散へ…NY司法当局と一部和解 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

トランプ米大統領が関与する慈善団体「トランプ財団」が寄付金を私物化していたなどとして、ニューヨーク州の司法当局が団体の解散と280万ドル(約3億1700万円)の賠償を求めていた裁判で、トランプ氏側が一部和解に応じ、財団の解散を決めた。州検事総長が18日発表した。裁判は今後も賠償額などを巡って、審理が継続される。

情報流出のFB、ワシントンDC側が提訴 全米に波及か:朝日新聞デジタル

フェイスブック個人情報流出問題を巡り、米国ワシントンDC(特別区)のカール・ラシン司法長官は19日、同社が消費者保護を怠ったとして賠償金や制裁金、改善策を求めてワシントンの裁判所に提訴した。……今回の訴訟は、フェイスブックが2016年の米大統領選で英選挙コンサルティング会社「ケンブリッジ・アナリティカ」に最大8700万人の個人情報を流出させた問題を受けたもの。

米軍、シリア撤退「早期に」 米議会は反発:日本経済新聞

ホワイトハウスは19日、シリアに展開する米軍が撤退を開始したと明らかにした。複数の米メディアによると、トランプ大統領は早期に全ての米兵を撤退させたい意向だという。過激派組織「イスラム国」(IS)の勢力が一部に残る中での撤退には、米議会から反発の声があがった。……トランプ氏は19日、ツイッターに投稿した動画で「(シリアに駐留する)米軍は帰還する時がきた」と訴えた。「シリアでのISとの戦いに勝利した」と繰り返し強調し撤退の正当性を訴えた。

ゴーン前会長の勾留認めず 近く保釈の可能性 - 共同通信

東京地裁20日金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで再逮捕された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)と、前代表取締役グレゴリー・ケリー容疑者(62)の勾留延長を認めない決定をした。20日が勾留期限だった。東京地裁東京地検特捜部の勾留延長を認めないのは異例だ。……欧米を中心に長期勾留への批判が出ていた。