2019年02月23日のニュース・クリップ

米中、3月にも首脳会談 関税上げ延期検討:日本経済新聞

トランプ米大統領は22日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と3月中にも会談し、貿易問題で最終合意をめざすと表明した。……両国は22日までの予定だった閣僚級協議を2日間延長し、知的財産権の保護など中国の産業政策をめぐって継続交渉する。……トランプ米政権は3月1日を期限とする貿易協議が不調に終われば、翌2日から2000億ドル分の中国製品の関税を引き上げるとしてきた。ただ、トランプ氏は交渉が合意に近づけば関税引き上げを先延ばしすると示唆し続けており、22日も記者団に「今後数日で協議が進展すれば、交渉を延長して関税引き上げの延期を検討する」と述べた。交渉の延長期間は「1カ月か、それ以下になる」と指摘した。

トランプ氏、次期国連大使にクラフト・カナダ大使を指名:朝日新聞デジタル

トランプ米大統領は22日、新しい米国連大使にケリー・ナイト・クラフト駐カナダ大使を指名したことをツイッターで明らかにした。ニッキー・ヘイリー前大使の辞任に伴い、ヘザー・ナウアート国務省報道官を指名したが、ナウアート氏は家族の事情を理由に今月、辞退していた。

米会計基準の日本企業 持ち合い株で相次ぎ評価損 トヨタに続き東芝など ルール変更原因 :日本経済新聞

会計基準は17年12月以降に始まる会計年度から持ち合い株の評価損益を利益に反映させることを義務付けた。3月期企業なら19年3月期が初年度だ。トヨタは4~9月期までは1478億円の利益押し上げ要因だったが、昨年末の株安で一転して3558億円の減益要因になった。2兆3000億円を見込んでいた純利益は1兆8700億円に引き下げた。……トヨタほどではないが他の企業でも損失は発生している。4~12月期決算では東芝が57億円の損失を計上し、ワコールHDも79億円を計上した。一方でソニー音楽配信大手、スポティファイ・テクノロジー株で評価益を含む799億円の利益を計上した。

三菱UFJ銀行 米当局がマネーロンダリング対策の不備を指摘 | NHKニュース

三菱UFJ銀行は、いわゆるマネーロンダリングを防ぐための内部管理態勢が不十分だとしてアメリカの金融当局から指摘を受けたことを明らかにしました。指摘を受けたのは、三菱UFJ銀行のニューヨーク支店とロサンゼルス支店、それに、シカゴ支店です。
発表によりますと、これらの支店では去年8月からアメリカの通貨監督庁による検査が行われ、その結果、いわゆるマネーロンダリングを防ぐための内部管理態勢が不十分だと指摘を受けたということです。……一方、アメリカが経済制裁の対象としている取り引きなどへの関与は認められなかったとして、制裁金の支払いはないということです。

ロシアで昔の蒸気機関車が復活、定期便は1976年以来 | ロイター

ロシアのトベリ地域で、1976年以来初めて定期便の蒸気機関車が昨秋から復活し、地元の人々を楽しませている。
機関車が走るボロゴエ・オスタシコフ区間は、1907年に戦略ルートとして建設された。……沿線の歴史的建造物の多くは手付かずで残っており、蒸気機関車時代が始まった100年前そのままの状態。職員は全員、1940年代の服装という。