2019年05月31日のニュース・クリップ

米、メキシコ全輸入品に追加関税5% 不法移民流入で :日本経済新聞

トランプ米政権は30日、国境の不法移民流入をめぐりメキシコの対策が不十分だとして、6月10日に同国からの輸入品すべてに5%の追加関税を課すと発表した。……米国を脅かす非常事態に対応するため商業活動を規制する権限を大統領に与える「国際緊急経済権限法(IEEPA)」に基づき関税をかける。メキシコが対策を取らなければ7月1日に10%、8月1日に15%、9月1日に20%、10月1日に25%へと5%ずつ段階的に引き上げる。
 不法移民の流入が減るまで最大25%の関税を維持する。メキシコが効果的な対策を取ったと判断した場合には関税を解除するという。

オーストリアで初の女性首相誕生 暫定政権率いる:AFPBB News

オーストリアのアレクサンダー・ファンデアベレン(Alexander Van der Bellen)大統領は30日、憲法裁判所のブリギッテ・ビアライン(Brigitte Bierlein)判事(69)を首相に任命した。同国初の女性首相となるビアライン氏は、年内に予定されている総選挙までの期間、暫定政権を率いる。
 同国では27日、汚職スキャンダルに見舞われたセバスティアン・クルツ(Sebastian Kurz)前政権が、議会での不信任案可決により崩壊した。不信任案の可決により首相が退陣したのは同国史上初めて。

議会、首相の辞任拒否=ウクライナ:時事ドットコム

ウクライナ議会は30日、フロイスマン首相の辞任を認めないと決議した。ゼレンスキー新大統領は20日の就任に際し、内閣総辞職を求めていた。
 フロイスマン首相は、ポロシェンコ前大統領に近い人物。

仏リヨン爆発事件の容疑者、ISに忠誠 爆弾製造認める=司法筋 - ロイター

フランス司法筋は30日、リヨンで先週発生した爆発事件の主犯格の容疑者が、過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓ったと供述していると明らかにした。
仏警察当局は今週、爆発事件に絡み、24歳のアルジェリア国籍の男を含む4人を逮捕した。

ベルギー前国王、DNA鑑定 「隠し子」認知訴訟で | 共同通信

ベルギーの女性彫刻家デルフィーヌ・ボエルさん(51)が前国王アルベール2世(84)の隠し子だとして親子関係の認知を求めた訴訟で、前国王は28日、DNAサンプルを法廷が定めた専門家に提出し、鑑定を受けた。29日付の同国紙などが報じた。鑑定結果は来年まで続くとみられる法的手続きの終了まで伏せられる。