2019年07月13日のニュース・クリップ

トルコにロシア製ミサイル防衛システム納品開始-米国は導入に反発 - Bloomberg

トルコは12日、ロシア製ミサイル防衛システムの最初の主要な納品が始まったことを明らかにした。……「S400」の装備品を積んだロシア機が首都アンカラ近郊にある空軍基地に到着したと、トルコ国防当局が明らかにした。……米国は、トルコも参加する最新鋭ステルス戦闘機F35の共同開発計画がリスクにさらされるとして、同国への制裁も辞さない構えを示してきた。米国によればS400はNATO航空機を撃墜するために設計されており、機密情報の収集も可能だ。これによりF35のステルス機能が侵害される恐れがある。トルコによるS400の購入を阻止しようと、米国は先月、F35共同開発計画から同国を閉め出すと述べていた。

VWビートル、生産終了 メキシコ工場でセレモニー:AFPBB News

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲンVW)は10日、同社を象徴する小型車「ビートル(Beetle)」の生産を終了した。メキシコ中部プエブラ(Puebla)の工場ではセレモニーが行われ、最後の限定モデルが披露された。……ビートルの歴史はナチス・ドイツ(Nazi)の時代にまでさかのぼり、1930年代に国民車構想を打ち出したナチスの指導者アドルフ・ヒトラーAdolf Hitler)の支援を受けたフェルディナント・ポルシェ(Ferdinand Porsche)が開発した。

逆襲デトロイト 自動運転の都へ 市破綻から6年: 日本経済新聞

デトロイト市の中心街から車で西に40分。ミシガン大学の敷地内に奇妙な「街」があった。……ここは自動運転車の走行実験を目的につくられた仮想の街。ミシガン大が運営するが企業に開放されており、デトロイト内外に本拠を置く米自動車大手3社や、近郊に研究拠点を持つトヨタ自動車などが最新の技術を試しにやって来る。互いに協力することもあるが外部にさらしたくないケースが多く、情報管理には神経をとがらせる。
エムシティーと名付けられたこの街がつくられたのは2015年7月。デトロイトから遠く離れた西海岸のシリコンバレーに後れを取るなと地元をあげて自動運転の開発に取り組むためだ。

英、現代の「奴隷制」摘発 1日70円で労働強要も  :日本経済新聞

英裁判所は9日までに、東欧ポーランドのホームレスなどを英国に連れ出し労働を強要したとして現代奴隷法違反などの罪で、男女8人に最長11年の禁錮刑を言い渡した。英メディアが伝えた。被害者は400人を超すとみられ、1日50ペンス(約70円)で働かせていた例もあった。現代における奴隷強要事件として、欧州で過去最大規模の摘発とみられるという。……被害者は10~60代で、英中部で農作業やごみのリサイクル、家禽(かきん)の加工などの仕事を強要された。収入の大半を「移住に伴う経費」として搾取されたという。8人は総額200万ポンド(約2億7千万円)相当の利益を不当に得ていた。

同性愛を公言、ヌードも披露 女子サッカー米代表のミーガン・ラピノー | ニューズウィーク日本版

サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会でアメリカ代表の快進撃に貢献したのが、FWのミーガン・ラピノー。……ラピノーは、積極的に自らの同性愛をアピールしてきた。SNSにはパートナーとの写真を頻繁に投稿し、昨年には恋人である女子プロバスケット選手スー・バードと共にヌードでスポーツ誌面を飾った。
LGBTの先頭に立つだけではない。NFLの膝つき抗議行動への対応などから米トランプ政権を批判してきたラピノーは、今年1月のインタビューで、W杯で優勝しても「くそったれホワイトハウスには行かない」と断言。