2019年07月21日のニュース・クリップ

サウジが米軍受け入れ表明 16年ぶり、対イラン緊張で:中日新聞(CHUNICHI Web)

サウジアラビア国防省は19日、サウジへの米軍の派遣を「受け入れる」と表明した。……米国防総省も19日、サウジ駐留に向けた米軍の移動を承認したとの声明を発表した。
 サウジでは1990年の湾岸危機以降に米軍が駐留したが、戦闘部隊は2003年に撤退。駐留は約16年ぶりとなる。

コソボ首相辞任=戦犯法廷に召喚:時事ドットコム

コソボのハラディナイ首相は19日、オランダに設置されている1990年代のコソボ内戦の戦犯法廷から召喚されたことを受け、辞任した。ハラディナイ氏は内戦中、独立闘争を続けたアルバニア武装組織「コソボ解放軍」(KLA)の指導者の一人だった。「首相として出廷するか、一市民として出廷するか。私は後者を選ぶ」と記者団に震えながら語った。出廷は「来週だ」と語った。

ボスニア虐殺で国家責任 オランダ最高裁、範囲限定:中日新聞(CHUNICHI Web)

オランダからの報道によると、同国最高裁は19日、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の1995年にスレブレニツァでイスラム教徒が虐殺された事件で、国連防護軍として派遣されたオランダ部隊が同教徒をセルビア人勢力に引き渡すなどしたことで一部被害が起きたとして、オランダ国家の限定的な責任を認めた。……約8千人が殺害された第2次大戦後の欧州最悪の虐殺事件で、オランダ国家の法的責任を認めた最高裁判決は2件目。

アリタリア再建へ、伊国鉄やデルタ航空が参画 :日本経済新聞

伊政府が全額出資するイタリア国鉄は、経営破綻したアリタリア航空の再建に向けたパートナーとして、アパレル大手ベネトングループ傘下のアトランティアと米デルタ航空を選んだ。今後、出資比率やリストラを含めた新たな事業計画を詰める。これまで何度も頓挫してきた救済計画がようやく動き出すが、事実上、国主導となる再建の道のりは険しい。

マサイキリンを絶滅危惧種に指定、IUCN | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

野生動植物の保全状況を評価する国際自然保護連合(IUCN)は7月11日、ケニアタンザニアに分布するキリンの亜種マサイキリンを絶滅危機種(Endangered)に指定すると発表した。主な原因は、密猟と土地利用の変化だ。
 マサイキリンの現在の個体数は推定3万5000頭。30年前に比べると、半数近くまで減少した。アフリカに生息するキリン全体の個体数も、同じ期間に最大40%減少している。