2019年08月01日のニュース・クリップ

▼FRB10年半ぶり利下げ、0.25%　資産縮小も終了　　:日本経済新聞

米連邦準備理事会（FRB）は31日の米連邦公開市場委員会（FOMC）で政策金利を0.25%引き下げ、10年半ぶりの利下げに踏み切った。……31日の会合では、短期金利の指標であるフェデラルファンド（FF）金利の誘導目標を、年2.25～2.50%から年2.00～2.25%に引き下げた。米国債など保有資産を縮小する「量的引き締め」も、2カ月前倒しして終了することにした。
利下げは金融危機直後だった2008年12月以来だ。緩和政策は量的緩和第3弾（12年9月～14年10月）が最後だった。FRBは15年末から政策金利を平時並みに引き上げる「金融政策の正常化」を進めてきたが、再び金融緩和路線に転じる。

▼日本参加の望遠鏡計画、長老逮捕で抗議激化　ハワイ聖地：朝日新聞デジタル

日米など５カ国が米ハワイ島に建設しようとしている世界最大級の天体望遠鏡「ＴＭＴ」が、聖地であるマウナケア山の景観や環境を破壊しかねないとして、建設に反対する住民らが道路を封鎖する騒ぎになっている。非常事態宣言も発令され、日本のすばる望遠鏡を含む山頂の望遠鏡すべてが観測中止に追い込まれた。

▼ローマ遺跡地区でのマクドナルド店舗計画、イタリア文化省が認めず - ロイター

イタリアの文化財・文化活動省は３１日、古代ローマ遺跡のカラカラ浴場の横に、米ファストフード大手「マクドナルド」の店舗を建設することを禁じると発表した。
ボニソーリ文化財・文化活動相はフェイスブックで禁止を発表。建設計画を巡っては、３世紀に作られたカラカラ浴場のある遺跡地区でハンバーガーを販売する考えに市当局が強く反対していた。

▼アウディ前会長を起訴＝排ガス不正でドイツ検察：時事ドットコム

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）の排ガス不正事件を捜査している独検察当局は３１日、ＶＷの高級車子会社アウディのシュタドラー前会長を詐欺などの罪で起訴したと発表した。
　２０１５年９月に発覚したＶＷの排ガス不正では、当時の経営トップだったウィンターコルン元ＶＷ会長も、今年４月に独検察に起訴されており、役員クラスの起訴は２人目となる。

▼「オペラ座の怪人」　演出家ハロルド・プリンスさん死去：朝日新聞デジタル

米ブロードウェーで「オペラ座の怪人」などを手がけたプロデューサーで、演出家のハロルド・プリンスさんが３１日、アイスランドのレイキャビクで病気のため亡くなった。９１歳だった。……初プロデュース作品は、１９５４年の「パジャマ・ゲーム」。トニー賞を２１回受賞するなど、ミュージカルの最前線で長く活躍してきた。代表作「オペラ座の怪人」はブロードウェーで８８年からロングラン公演が続いている。