2019年09月03日のニュース・クリップ

英議会再開、離脱巡り緊迫 首相は10月総選挙を検討 :日本経済新聞

英国の欧州連合EU)離脱を巡る情勢が一段と緊迫してきた。3日に再開した英議会では、「合意なき離脱」に反対する労働党など野党が来年1月末までの離脱延期を要請する法案を提出する。一方、10月末の離脱にこだわるジョンソン氏は同法案の審議入りに過半数が賛成した時点で解散総選挙を提案する方針だ。……解散総選挙になった場合には、10月14日が投票日になる見通しだ。

伊「五つ星運動」と民主党、政策綱領発表 成長重視の予算編成へ - ロイター

連立政権の樹立で合意したイタリアの左派「五つ星運動」と中道左派民主党は3日、共通の政策綱領を発表した。経済成長に主眼を置いた予算編成を目指す一方で財政を危機にさらさないことでも合意した。
綱領は21項目から成り、欧州連合(EU)の財政規則は「過度に硬直的」としてより柔軟な運用を求めた。

アフガン駐留米軍5400人撤退へ 米とタリバン、大筋合意 - BBCニュース

アメリカのアフガニスタン和平担当特別代表を務めるザルメイ・ハリルザド氏は2日、米軍が20週以内にアフガニスタン駐留の米兵5400人を撤退させることで、同国の反政府武装勢力タリバンと大筋で合意に達したと明らかにした。

社会学者ウォーラーステイン氏死去 「世界システム論」:朝日新聞デジタル

近代世界を一つのシステムとしてとらえる「世界システム論」で知られるアメリカの社会学者・歴史学者のイマニュエル・ウォーラーステインさんが8月31日死去した。88歳だった。……大航海時代以来、銀や砂糖、綿花などの交易を仲立ちにして、17世紀のオランダ、19世紀の英国、20世紀の米国といった「覇権(ヘゲモニー)国」を中心にした世界資本主義のシステムを形成したと主張した。冷戦終結で権威が落ちたマルクス主義に代わる、巨視的な歴史理論として影響力を持った。

大坂なおみが4回戦で敗退 全米オープン、連覇ならず :朝日新聞デジタル

テニスの全米オープン第8日は2日、ニューヨークで行われ、女子シングルス4回戦で第1シードの世界ランキング1位、大坂なおみ日清食品)は、第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5―7、4―6で敗れた。今季すでに2度戦い、2度とも敗れていた難敵を攻略できず、第2セットはブレークポイントすら奪えなかった。