2019年09月13日のニュース・クリップ

欧州中央銀行、量的緩和再開へ マイナス金利拡大も決定:朝日新聞デジタル

欧州中央銀行(ECB)は12日の理事会で、昨年12月に終えた量的緩和政策の再開を決めた。11月から国債などを毎月200億ユーロ(約2兆3800億円)規模で新たに買い入れて市場にお金を流し、企業などが借りやすくする。……ユーロ圏19カ国の民間銀行が余ったお金をECBに預ける際にかける金利を、今のマイナス0・40%からマイナス0・50%に拡大することも決めた。マイナス幅拡大は2016年3月以来、3年半ぶり。……政策金利の「先行きの指針(フォワドガイダンス)」も見直した。現行の緩和状態が続く期間を「少なくとも20年前半まで」から「インフレ率が目安の2%弱に達するまで」に変え、長期化する可能性を示唆。……政策金利は、過去最低の年0%のまま据え置いた。

米、対中関税上げ2週間延期 中国は農産物の輸入再開検討 - SankeiBiz(サンケイビズ)

米中両国が、貿易摩擦をめぐる緊張緩和の可能性を探り始めた。トランプ米大統領は11日、中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)相当に対する追加関税率を10月1日に現行の25%から30%に引き上げる計画について、同月15日に2週間延期すると表明した。一方、中国政府も米国産農産物の輸入を中国企業に認める方向で検討に入った。

トランプ氏「イランは会談を望んでいる」 国連総会での実現模索か:AFPBB News

ドナルド・トランプDonald Trump米大統領は12日、ホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「イランは会談を望んでいる」と述べた。
 米・イラン関係をめぐっては、トランプ氏がニューヨークで今月開かれる国連総会に合わせて首脳会談の場を設けようとしているとの観測があり、今回の発言はそうした見方を強めるもの。

グーグル、仏に1150億円支払いへ 罰金支払いに合意:朝日新聞デジタル

米グーグルは12日、フランス当局に対して、計9億6500万ユーロ(約1150億円)を支払うことで合意したと明らかにした。5億ユーロは仏裁判所に命じられた脱税にからむ罰金で、4億6500万ユーロは追加課税だという。……仏検察は12日、グーグルがフランスで脱税していたとして、仏当局に5億ユーロの罰金を支払うことで合意したと発表した。グーグルが2011~14年に必要な税の申告をしていなかった疑いで捜査していたという。

バンクシー作品、白塗りに=本人は「気にしないで」-英:時事ドットコム

正体不明の路上芸術家バンクシーが英国の欧州連合(EU)離脱を風刺した作品の一つが、白く塗りつぶされた。……塗りつぶされたのは英仏海峡に面した英南部の港町ドーバーの建物の壁に描かれた作品。EU旗の円環状の星の一つを職人がハンマーで削り落とそうとするもので、2017年5月に公開された。EU離脱を風刺したバンクシーの代表作だったが、最近になって何らかの理由で壁画の上から白いペンキが塗られた。
 バンクシーは12日に「もともとEU離脱の日には別の作品に塗り替えようと思っていた」と説明し、塗り替える予定だった新作を公表。その上で、「塗りつぶされてしまったようだ。気にしないで。白い大きな旗も同じ意味だと思う」と皮肉っぽく投稿した。