2019年09月17日のニュース・クリップ

サウジ攻撃、イラン関与か トランプ氏「戦争望まない」:朝日新聞デジタル

トランプ氏はホワイトハウスで記者団にイランが攻撃の背後にいるかを問われ、「確かにそのようだ」と語ったが、具体的な根拠は示さなかった。軍事行動については「我々は世界最強の軍隊を持っている。どの国よりも準備をしている。だが、戦争はしたくない」と強調。今後について「たくさんの選択肢があるが、誰が攻撃したのかを断定したい」と述べた。

“ネタニヤフ時代の終焉”が現実味、イスラエルのやり直し総選挙  WEDGE Infinity(ウェッジ)

イスラエル史上初めてのやり直し総選挙が9月17日に迫った。情勢はネタニヤフ首相率いる右派「リクード」とガンツ元軍参謀総長の中道連合「青と白」がデッドヒートを展開中。だが、仮に「リクード」が勝利したとしても、首相が組閣にこぎつけ、新政権を発足させる得るかは不透明だ。“ネタニヤフ時代の終焉”(専門家)が現実味を帯びてきている。
 前回4月の選挙では、「リクード」勢力が120議席うち65議席を獲得し、ネタニヤフ首相が組閣を試みた。しかし、ユダヤ教超正統派の兵役免除を廃止する法案を巡り、推進する極右「わが家イスラエル」と反対する宗教政党の対立が解けずに連立工作は失敗、史上初のやり直し選挙となった。

シリア憲法起草委近く設置 ロシア、イラン、トルコ首脳 :日本経済新聞

シリア内戦を巡り、ロシア、イラン、トルコの3首脳は16日、トルコの首都アンカラで会談し、近く和平と選挙実施に必要な新憲法を起草する委員会をスイス・ジュネーブに設置することを確認した。委員の人選などで合意したという。具体的な期限は言及しなかった。
憲法委員会は18年中に設置することになっていたが、人選などを巡る対立で遅れていた。トルコのエルドアン大統領は委員の選び方などの障害は「すべて取り除かれた」と述べた。委員会にはアサド政権のほか、反体制派や独立した立場の委員も含まれるという。イランのロウハニ大統領は2021~22年ごろに選挙が実施されるとの見通しを示した。

英名物議長に惜別の声=「オーダー!」で世界的人気:AFPBB News

英国のジョン・バーカウ下院議長(56)が、欧州連合EU)離脱を予定する10月31日で退任する。「オーダー!(静粛に)」の決めぜりふで世界的な人気を集めた名物議長。動画サイトでは別れを惜しむ声が広がっている。
 騒然とする議場に響き渡る議長の渋い声は、EU離脱をめぐって紛糾する英議会の象徴的場面となった。やじを飛ばす議員をたしなめる皮肉の効いた注意も注目を集めた。下院の映像が世界中で放映され、人気は不動となった。

オピオイドの米パーデューが破産法申請、違法販売和解で1兆円超準備 - Bloomberg

中毒性のあるオピオイド系鎮痛剤「オキシコンチン」の販売を違法に推進し、米国のオピオイドまん延に拍車をかけたとして訴えられていた米パーデュー・ファーマが経営破綻した。同社はこの訴訟で和解するため、100億ドル(約1兆700億円)余りを準備する必要に迫られている。
  パーデュー・ファーマは15日、ニューヨーク州ホワイトプレーンズの破産裁判所に連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請した。同社とそのオーナー、資産家のサックラー一族に対しては2000件以上の訴訟が提起されているが、破産法申請は速やかな解決を図る狙いがある。