2019年09月30日のニュース・クリップ

「英官邸のラスプーチン」に批判=議会軽視、参謀カミングス氏:時事ドットコム

首相官邸の「陰の権力者」に対する批判が強まっている。ジョンソン首相の参謀として権勢を振るう上級顧問のドミニク・カミングス氏。10月末に欧州連合(EU)を何が何でも離脱するという名目で議会を軽視する首相を裏で操り、帝政ロシア末期の怪僧になぞらえて「英国のラスプーチン」(ガーディアン紙)とも呼ばれる。
 カミングス氏は政治家ではなく、選挙戦略などを立案する「ストラテジスト(戦略家)」だ。EU離脱の是非を問う2016年の国民投票で、離脱派のキャンペーン戦略を仕切った人物として知られる。

オーストリア総選挙 クルツ前首相の国民党が勝利 - 産経ニュース

オーストリア国民議会(下院、定数183)選が9月29日に行われ、暫定開票の結果、クルツ前首相(33)の中道右派、国民党が38%を得票して首位に立った。クルツ氏の首相返り咲きが濃厚になった。……移民受け入れに批判的な前与党、極右「自由党」の得票率は17%で、前回選挙(26%)を大きく割り込んだ。中道左派の野党「社会民主党」は第2位で22%。緑の党は12%を得票し、前回(4%)から大幅に伸ばした。

「2023年月の旅」へ…スペースX社が試作宇宙船公開 : 読売新聞オンライン

米宇宙企業スペースX社は28日、テキサス州の同社関連施設で、月や火星への有人飛行を目指して開発中の大型宇宙船「スターシップ」の試作機を公開した。半年以内に軌道投入試験を行い、2022年までに火星への無人飛行試験を実施するという。
 23年に予定されている月周辺への宇宙旅行にも使う。この旅行には、衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOの前社長、前沢友作氏が乗客として契約している。

株、ソフトバンクGに差す影 中小型健闘も先安観拭えず  :日本経済新聞

きょうの下げを主導したのはソフトバンクグループで、一時は前週末比3.6%安の4197円と、株式分割を考慮して約8カ月ぶりの安値に沈んだ。「トランプ米政権が米国から中国への証券投資の制限を検討していることが分かった」と前週末に伝わったのがきっかけだ。米市場に上場する中国企業上場廃止も検討しているという。27日の米市場ではSBGが株式を保有する中国アリババ集団の米預託証券ADR)などが売られた。米財務省の報道官は「中国企業の上場を阻止する計画は現時点でない」といったん火消しに回ったが、「対中資本規制」が広げた波紋は日本に届き、SBG株の下げにつながった。

ジョージア戦後にロシアの曲、統括団体が謝罪 ラグビーW杯ス:AFPBB News

ジョージアは33-7で勝利したが、試合後にロシアの音楽が流れ、ミルトン・ヘイグ(Milton Haig)ヘッドコーチ(HC)が「はっきりさせたいのは、ジョージアはロシアではないということ」「流れたのはロシアの曲。ジョージアの歌手が歌っていたが、ロシアの曲だ」と憤慨。……ジョージアは2008年にロシアとの紛争に敗れ、両国は外交関係を断絶。一方でロシアはジョージア(当時のグルジア)領とされる二つの地域の独立を承認して、現地に軍隊を駐屯させており、両国の緊張は今も続いている。