2019年10月06日のニュース・クリップ

文学賞2年分、平和賞候補にグレタさん=7日からノーベル賞発表:時事ドットコム

2019年のノーベル各賞の発表が7日から始まる。……文学賞は昨年、選考機関のスウェーデン・アカデミーが関係者の不祥事で発表を見合わせ、代わりに今回18年と19年の受賞者が同時に発表される。……平和賞は、英各ブックメーカー(公認賭け屋)の予想でグレタさんが1番人気。受賞すれば、14年に17歳で平和賞に選ばれたパキスタンの教育活動家マララ・ユスフザイさんを抜き、史上最年少となる。

英スコットランド首都で独立派が大規模デモ、旧市街を行進:AFPBB News

スコットランドの首都エディンバラで5日、独立派が主催する大規模デモが行われた。英国の欧州連合EU)離脱(ブレグジットBrexit)が数週間後に迫る中、スコットランドでは英国からの独立の是非を問う2度目の住民投票を求める声が高まっている。……スコットランドは2014年、英国からの独立の是非を問う住民投票を実施。この時は残留支持が55%で独立支持を上回った。一方、16年に行われた英EU離脱の是非を問う国民投票では、英国全体では離脱支持が残留支持を上回ったが、スコットランドでは残留支持が62%と離脱支持を上回っており、ナショナリストらはスコットランド独立の是非を問う2度目の住民投票を行うべきだと主張している。

英王室初の同性婚から1年、本人が明かす王室メンバーの反応(The Telegraph)

約1年前に航空会社のベテラン客室乗務員であるジェームズ・コイル(57)さんと結婚したマウントバッテン卿は、第3代ミルフォード・ヘイブン侯爵デービッド・マウントバッテン卿の次男で、エリザベス女王のいとこに当たる。
 しかし、前妻と離婚し、英王室で初めて同性愛者であることを公表した自身の決断が、他の王室メンバーにどのように受け入れられたのかは分からないとマウントバッテン卿は明かす。……家庭では新生活を楽しんでいるという。娘3人と前妻は彼の決断を全面的に受け入れている。「家に男性がもう一人いることを好意的に受け止めていると思う。後で豹変(ひょうへん)するかもしれない継母よりもいいでしょう」

米HP、今後3年間で最大9000人削減へ  - WSJ

米HPは3日、今後3年間で7000~9000人の人員削減を行うと明らかにした。全従業員約5万5000人の最大16%に当たる。11月1日に就任するエンリケ・ローレス次期最高経営責任者(CEO)が進めようとしている再編計画の一環。……人員削減が完了すれば年間およそ10億ドル(約1070億円)の経費を節減できると述べた。同社では最大5000人の人員削減を盛り込んだ3カ年のレイオフ計画が終わりに近づいている。
 HPは、かつて最大の収益源だったプリンター関連事業がふるわず、ここ数四半期は業績が低迷している。成長軌道に戻るため、商品の新たな販売方法を提案する計画だ。

物議を醸した映画『ジョーカー』、全米が本作に震撼した理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

約半年ごとに、劇場公開前から物議を醸す映画というのが出てくる。今年の秋は『ジョーカー』だろう。ホアキン・フェニックスバットマンの代表的悪役を演じる、ワーナー・ブラザーズの新作映画『ジョーカー』。10月4日(金)に劇場公開されたので、映画についてあれこれ意見している人の大半はまだ映画を観ていないことになる。にもかかわらず、銃規制から間違った男らしさ、ディズニー社独占検閲問題まで、様々な議論が沸き起こっている。ついにはアメリカ軍も乗り出した。今週初めに漏洩したメモによると、映画の上映時に無差別銃撃事件が発生するという確かな情報を、兵士に警告したというのだ。
では『ジョーカー』の一体何がこれほどの騒動を引き起こしたのだろう? あらためて紐解いてみることにしよう。