2019年12月08日のニュース・クリップ

米とタリバン協議再開 3カ月ぶり、カタールで :日本経済新聞

米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表は7日、カタールでアフガンの反政府武装勢力タリバンとの公式協議を再開した。公式協議は米国が9月にタリバン自爆テロを受けて中止して以来、約3カ月ぶり。……ハリルザド氏は4日にアフガンの首都カブールでガニ大統領と会談。11月28日のトランプ大統領のアフガン訪問を踏まえ、和平の進め方を話し合ったとみられる。

独SPD、即時の連立離脱は回避 党政策で条件闘争 :日本経済新聞

メルケル独政権の与党で、6日の党大会で連立懐疑派を共同党首に正式選出するドイツ社会民主党SPD)が、即時の連立離脱を回避する見通しとなった。政権残留を求める党内意見が強く、最低賃金の引き上げといった政策協議開催を連立相手のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)に求めていく。

メルケル独首相、アウシュビッツ初訪問 「深き恥」表明:AFPBB News

ドイツのアンゲラ・メルケルAngela Merkel)首相(65)が6日、在任中の14年間で初めて、ナチス・ドイツ(Nazi)がポーランドに設置したアウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所を訪れた。……ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)の象徴である同収容所の跡地を訪れたのは、ドイツ首相としてはメルケル氏が3人目。1945年1月27日に同収容所がソ連軍によって解放されてから来月で75年となり、これを前にしたメルケル氏による同地訪問は重要な政治的メッセージと受け止められている。

BMWがデンソーなど2社を提訴、空調部品の価格操作で=独紙 - ロイター

ドイツの高級車メーカー、BMW(BMWG.DE)は4日、空調部品の価格操作を巡りサプライヤーの2社を訴えていると明らかにした。
この訴訟を最初に報じた独ハンデルスブラット紙によると、BMWは1億4100万ユーロ(1億5540万ドル)の損害賠償を求めてデンソーと仏ヴァレオを提訴している。

英 ガーディアン 、次期CEOが直面する「綱渡り」 | DIGIDAY[日本版]

ガーディアン(The Guardian)の現CEOであるデビッド・ペムゼル氏は来年4月よりも前、どこかの段階で現職を離れ、プレミアリーグ(the Premier League)のチーフ・エグゼクティブになる予定だ。……ペムゼル氏のもと、ガーディアン・ニュース・アンド・メディア(The Guardian News & Media)は今年、損益分岐点を達成した。これは20年に渡り、大きな借金を何度も繰り返してきてのことだ。ペイウォールを固めることをせず、一度限りの寄付から定期的な寄付へとシフトすることで、読者からの直接収益をさらに増やすという野心的な戦略には懐疑的な声も挙がったが、この戦略変更が正しかったことを証明した形だ。
近年、ガーディアンが見せたイノベーションもさることながら、3年間をかけた損益分岐点を達成するための取り組みは、ペムゼル氏のもとで行われた積極的なコスト削減戦略も駆動となっていた。新聞の大きさはベルリナー判からタブロイド判へと縮小され、ロンドンのキングス・クロス地区にある本社の近くに建設予定だった3万平方フィートのイベント・スペース計画も停止された。これらすべて、コストを20%削減するためだ。